2017年6月6日火曜日

メッセージ☆☆☆

2017年6月6日 メッセージ ☆☆☆

この作品は映画化しないほうが良かったのではないかな?
世界各地に宇宙船がやってきて,乗っていた宇宙人との対話を言語学者に依頼. その宇宙人の言語は「絵」であった.
というような内容ならとても興味深いのだけど,結局言語学者は,その宇宙人と関わることで未来を見ることができるようになり,一緒にこの仕事についた同僚と結婚し,娘を儲け,離婚し,その娘が若くして亡くなることをわかりながらもその同僚と結婚する.
結局よくあるアメリカ映画の安っぽい「私達がまぐわうまで」な映画になってしまっていること.
「アルジャーノンに花束を」も名訳があるからこそ読んで感動するけど,映像にすると今一つなのと同じ値.
ま,映像は素晴らしいし,尺の長さに対してアキないけど,「何だ結局そういうエンディングなのね」感が強いです.

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