2019年5月29日 空母いぶき☆☆☆☆☆
原作好きには評判が悪い作品だけど,感動しました.「戦争すれば勝てるだけの軍事力を持ちながら決して戦争は行わない」自衛隊が「戦後一人たりとも国民を戦死させなかった」「国民を守るために死ぬなら本望」と殉職者を出しながらも敵と戦う
自衛隊に心から御礼が言いたくなるような作品です.
それにしても今の軍備はすごい,どこにどれだけの戦闘機,軍艦,潜水艦がいるのかがすぐわかる.日本と仮想敵国が戦闘しているときに,西側各国の潜水艦が遠回しに「巻き込まないでよ」と言わんばかりに着いてくる.
で,この映画が原作好きから評価が低いのは,気にしてないけど,以下のことは気になりました.
- 「仮想敵国」が原作でははっきり「支那」なのに,映画では架空の国.
- しかも最後に「国連軍」として支那も参加してる
- 能転気なコンビニシーンが出てくる.
ただし,戦闘シーンは実にリヤルです.(一番リヤルだった映画は「シン・ゴジラ」だったけど)
殉職なさった自衛官のシーンなんかは滂沱でした.
あたくし,勤労奉仕で,現上皇上皇后両陛下(当時は天皇皇后両陛下)に御目文字した時,涙を禁じえませんでしたが,次に自衛官にお目にかかったら,号泣しそう.
で,この映画,観客が「団塊世代」と思しきジジイだらけで,映画の上演中,間に合わなくてトイレに立つジジイ多数だったのだけど.この世代が日本をだめにしたのよね.
「年寄りは,死んでください,国のため」
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