2020年3月11日 ジュディ 虹の彼方に☆☆☆☆
舞台劇の映画化のせいなのか,とても感動的なストーリーなのに,ジュディマンセイの嘘臭い部分も.
そりゃ十代の頃から覚醒剤飲まされて深夜まで撮影,眠らせるために睡眠薬,太りやすいからものすごい食事制限,と今の時代なら考えられないような青春時代を送ったのだから,まともな人間に育つわけ無いのはわかるけど,普通はどこかで「これではいけない」と目を覚ますはず.
ところがジュディ・ガーランドはそのまま大人になり子供までもうける.
で,異常なまでに母性と親権争いを描くのだけど,こんなジャンキー女が子供に愛情を持つか?が感想.
レネー・ゼルウィガーは「ド素人のお遊戯」とまで貶された「シカゴ」の時とは打って変って,歌も踊りも素晴らしい.演技も申し分ない.アカデミー女優賞は納得できる演技でした.
ドタキャン,ジャンキーでアメリカでは仕事ができなくなり,まだまだ稼げるロンドンでショーに出るが,ドタキャン,遅刻の常習. ついに出禁に.
その半年後にODで昇天.
あなたの人生ってなんだったの?しかも,このキチガイ体質,娘のライザ・ミネリにも遺伝したのよね.
見る価値は十分にある映画です.感動もできます.
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