2007年12月23日日曜日

池袋演芸場☆☆☆☆☆

2007年12月23日池袋演芸場☆☆☆☆☆

三遊亭司・・・・・・・・・・・・・湯屋番
柳家喬之助・・・・・・・・・・・・締め込み
林家いっ平・・・・・・・・・・・・芝居の喧嘩
花島世津子・・・・・・・・・・・・奇術
柳家一九・・・・・・・・・・・・・千早ふる
古今亭菊之丞・・・・・・・・・・・片棒
三遊亭歌彦・・・・・・・・・・・・天狗裁き
柳家三三・・・・・・・・・・・・・道灌
大瀬ゆめじ・うたじ・・・・・・・・漫才
三遊亭歌之介・・・・・・・・・・・子別れ
まずは三ノ輪へ.吉原の投げ込み寺,浄閑寺にお参り.
都市伝説ですが,日比谷線南千住の駅が高架なのは,小塚原と浄閑寺の下を掘るのをためらったからとか.
この二つの地下を走るつくばエクスプレスの工事の際には大量の白骨がでたとか.
さて,吉原大門の交差点に行ってビクーリ.何時も行く日本堤の蹴っ飛ばし「中江」の目と鼻の先だったのですね.
突然現れる商店街,いろは会を抜けると,もう,昔の山谷です.地べたで宴会する人たち,たき火に集う人たち,んーー香ばしいです.

さて,池袋演芸場に向かい,開口一番,前座さん歌玉の「転失気」.
池袋は空いていると聞いたのに,立ち見が出そうな大入りでした.もっとも100人ほどの小さい小屋ですが.
司の湯屋番は短めに,喬之助の締め込みも普通に面白く.
いっ平は枕が少し長めに,そこから一気に「芝居の喧嘩」を見せてくれました.
今日のいっ平は凄く良かったです.
一九は捻挫して正座が出来ないとかで,胡座をかいて見台を出しての高座でした.
菊之丞,枕は「寄席ではさんぼうの悪口は許される,寄席に来ない「聾」「吝嗇坊」「泥棒」
「ご親族やお知り合いにいらっしゃった場合はあらかじめお詫び申し上げます」
で片棒」は次男だけのバーション.
来年の真打ち昇進が決まっている歌彦の天狗裁きは大きな落語でした.
三三の道灌,枕では「落語家が食い逃げ以外の犯罪に走ることは少ない,先日,新聞に桂容疑者とあったから落語家かと思ったら,桂銀淑 だった」と言う落ちが面白かった.が実は歌之介の枕になってました.
ゆめじ・うたじの膝で気分を一新,歌之介は長講一席,枕込みで1時間弱の子別れ.たっぶり泣かせてもらいました.枕の中で「屁をこいて,実のひとつだになきぞかなしき」と道灌ネタで笑いを取ります.
池袋は色物が少なく,比較的長めの高座なので,面白かったです.

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