2008年5月10日土曜日

軍人たち☆☆☆☆

2008年5月10日 軍人たち☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
ヴェーゼナー・・・・・・・・・・鹿野 由之
マリー・・・・・・・・・・・・・ヴィクトリア・ルキアネッツ
シャルロッテ・・・・・・・・・・山下 牧子
シュトルツィウス・・・・・・・・クラウディオ・オテッリ
シュトルツィウスの母・・・・・・村松 桂子
指揮・・・・・・・・・・・・・・若杉 弘
演奏・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
新国の製作ではなく,レンタルだそうです.
なんと言ってもツィンマーマンですから,オケの編成が物凄いです.ティンパニ以外の打楽器は地下2階のリハーサルルームで演奏し,スピーカーから流れますが,カーテンコールで出てきた演奏者は20人ぐらい.
ホワイエにスコアが展示してありましたが,48段以上あるような途轍もないもの.
曲がはじまり,幕が振り落としで落ちると,舞台の中にもう一つのプロセニアムが,シネマスコープぐらいの比率です.通常舞台からかなり上の位置で,おまけにかなりの八百屋.終幕で舞台は思いっきり右に傾きます.歌手は全員「呪怨」メイク.衣装は真っ白か真っ赤が基調.
ま,この手の作品は「歌手がどうの」とか「オケがどうの」というのはお門違いでしょう.
不条理劇というか,舞踏というか,山海塾の舞台を見るようなもの.
字幕見たって意味不明だし,オケも音外したって解らない.
で,内容はDQNな娘が言い寄る男全てに股を開いて,結局乞食に落ちぶれるというもの.
最後にスピーカーから軍人たちのグーズステップが聞こえてきて,再度幕が振り落とされて終わります
上記のように意味を探ろうとしても駄目な作品です.
複雑なスコア
スピーカーの指定

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