2009年12月2日 ブラック会社に勤めてたがもう俺は限界かもしれない☆☆☆☆
毎度おなじみツーチャンネルのスレを,名作「キサラギ」の監督が演出した作品.
下流社会のもっと悲惨な内容を想像していたら,高校でいじめに合いヒッキーになり,中退,ニートになった青年の成長物語になっています.
やっとのことで入った会社は,ブラック企業.でも実質中卒の主人公には後がない.上司は自分からトラブルを招き込んで「バーカ,使えねえ!」と叫ぶ,いわゆる「部下殺し」.そんな会社で,下請けいじめやかなり危ない同僚なんかと過労死寸前のように仕事をこなす.
でもね,最終的に大団円で「ブラック会社に勤めてたがもう少し頑張れるかもしれない」で終わっちゃうのよ.
主人公は会社を辞めたいと思うし,親も「無理するな」というけど,「ニートの時も限界だったんだ」ということを理解するの.
テンポもよく,尺も短くて良い作品なのだけど,いわゆるデスマーチに「派遣を付合わせる」ことなんか有りうるのかしら?あたくしの会社だと,基本的にOKの人が多いけど,原則就業時間は守ることを要求されるけど.
何時だったか銀行のATMネットワークが大掛かりにダウンしたことがあったけど,あれってクライアントである銀行にいじめられたブラック会社のプログラマが「有る特定の条件を満たすとダウンする」ように仕込まれていたわね.
うちの会社にも有名な部下殺しの人がいたけど,最近若い身空でガンになって,あっという間にアボーンされたわ.因果応報.
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