冬場のヨーロッパでは,熱いワインを飲む.おフランスではvin chaudと言い,直訳すれば「熱いワイン」,ドイツ語ではGlühweinで同じような意味.
ところが英語ではmulled wineと言う.hot wineと言うと,必ず mulled wine?と聞き返される.このモニョり感はどういう事なのかと考えたら,気がついた.
「お湯」という単語.これは英語には無い単語.あえて英訳するとhot water.外国人に「熱い水ありますか?」と日本語で聞かれたら,おそらく100%の日本人が「お湯ですか?」と答えるだろう.これと同じ「熱い水」でも通じるけど「お湯」ではない.「hot wine」は「mulled wine」ではないという話.
Zap
「福島の原発の作業をASIMOに頼めないか」とホンダに訊いた馬鹿がいたらしい.ホンダはご丁寧にも「ASIMO」はご要望に添えるだけの技術に至っていない」と回答したらしい.
あのね,Asimoはどう見てもエンターテインメント用のアンドロイドでしょう.何をどう発想したら原発なのか,理解に苦しむわ.多分1960年代から進歩していない脳みその発想だわ.
あの頃考えられた「未来」は,人型ロボットが手にねじ回し持ってネジを締めているような発想だったもの.実際に実用化されたのは「アームだけが器用に動く」タイプのロボットでしょ?1960年代の脳みそでは「人の代わりに人と同じように動く」事が大事なのね.
おフランスが「貸しましょうか?」と言ってきたロボットなんて見た目は装甲車ですものね.こういうのでは納得できないのねDQNは.
Zap
先日の地震の時の東京の様子が知りたくて(ほら,あたくしは一晩南東北に足止め食らったから),youtubeを見てたら,どうもなんかの学校で撮られたらしい動画があった.頭の悪そうな女が,半狂乱になって「怖い怖い」と泣き叫んでいた.???この程度の地震で取り乱すなんて,田舎育ちの子なのかしら?と思ったけど,そういえばアクセントが関西弁.地震になれてる東京の子なら「コワーイ,コワーイ」(ワにストレス)って言うはず.その子は「コーワイ,コーワイ」(コーにストレス)って叫んでたわ.ま,関西出身なら地震で慌ててもしょうがないわね.
一方で,科学未来館で会議していた人たちは冷静.さすがは科学リテラシーが強くてらっしゃる「三陸沖?最近活発だったから」とか「津波警報が出ているなら,むしろ逃げないほうが」と言う会話が聞こえてきます.今になって思えば東京湾は安泰だったから良かったものの,あんな大きい津波だったら,中央防波堤なんか意味ないわね.台場付近は海抜ほぼゼロだから,ビルの上のほうにいたほうが安心ね.
Zap
あたくしが勤務する会社は,取りあえず社員の死傷者はゼロだったの.でも社員の二親等まで入れると,やはり数十人の被害者がいたという事です.合掌.
明日こそ良い日になりますように.
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