2012年3月1日ヒューゴの不思議な発明☆☆☆
スコセッシの作品だし,カメラワークもきれいだし,映像的にはとても楽しめる作品ではあるけど,ヒューゴがあまり頭がよさそうに思えないので,なんだかな?な展開です.
父親の形見のノートをおもちゃ屋の親父に取られたヒューゴはひたすら「返せ」というが,どうしてそこまでノートにこだわるのかとか,内容については頑に口を割らない.つまり,どう見ても「お前がどこからか盗んできたのだろう」 と思われても仕方がない.
恐ろしく口が立たないあほな子なんです.
「時計職人の父親が残した大事な形見のノートなんです」と情に訴えれば済む話ではないか?
そして,話がなかなか始まらない.何とか映画が展開していくようになるのは最後の30分ぐらいです.なんか色々伏線を張っているようでいて,実は父親のことはなんにもわからないし,脚本のできはなんだかなです.
映像が物凄くきれいだから,何となくいい作品を見た気になるけど.サッシャ・バロン・コーエンが,真っ当な役で言い演技してます.
スコセッシは写真屋でカメオ出演してます.
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