2012年10月14日 ピーター・グライムズ☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
エレン・オーフォード・・・・・・・・・スーザン・グリットン
バルストロード船長・・・・・・・・・・ジョナサン・サマーズ
アーンティ・・・・・・・・・・・・・・キャサリン・ウィン=ロジャース
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・・リチャード・アームストロング
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
ブリテンのオペラを見るのは初めて・・・・と思ったけど,随分前に「真夏の夜の夢」を見ていたか.
さて,ブリテンの複雑だけど面白い曲を完璧に演奏していた東フィルと指揮者には満点を与えたいぐらい.歌手達も,結構声を使うこの曲をうまく歌ってた.
八百屋舞台を使った装置はシンプルながら効果的だった.
しかしねえ,「乱暴者」「村八分」「ダメンズウォーカー」「幼児虐待」「不審死」と暗い内容で,二度と見たくない感じ.
考えてみれば,ブリテンとピアーズは「村八分」的な扱いを受け,ピアーズの叙爵が遅れたのも,ブリテンとの関係だと言われていました.
ベルギー王立モネ劇場からのレンタルですから,もう上演することはないと思いますが,音楽だけなら充分聴くに値する作品です.
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