2012年10月3日 アイアンスカイ☆☆☆☆☆
いやー,ディクテーターが大まじめに思えるほどのおバカ映画です.
2018年,46年振りに月面に着陸したアメリカの宇宙船,飛行士が見た物は・・・・・ナチの施設.第二次世界大戦に敗戦後月面に亡命し,生きながらえていた.
そして,ドイツ帝国再建のために地球人を殺そうとして,地球に総攻撃を掛ける.
アメリカの女性大統領は,この戦争を利用して再選を目指す.
で,宇宙戦争になってアメリカは核弾頭まで積んだ戦艦ジョージ・W・ブッシュを持ち出す.当然宇宙条約違反.しかし国連で我が儘を言うアメリカ大統領.さらに,戦艦ブッシュの旗色が悪いとみると,各国の衛星が助けに来る.ヒステリー起こす大統領「みんな宇宙条約に違反しているじゃ無いの!!!!」「おまえもな」「アメリカは良いの,宇宙はアメリカの領土なんだから」「馬鹿か?」「武器を積んでないのは」「フィンランドだけ」ちなみに,この映画フィンランド映画です.
で,月面のナチ基地は何とか潰したけど,ブッシュから連絡「ヘリウム3と書かれたタンクがたくさんありますが?」どうやらヘリウム3はこれさえあればエネルギー問題は解決という物凄い物らしい.
でもって国連は大乱闘になり,ナチの手から逃れた地球は核戦争で滅んでいく.
音楽も登場人物もワーグナーの「ニーベルングの指輪」にちなんだもの.黒ん坊を馬鹿にしたり,徹底的におバカで差別的な内容です.
全身から力が抜けるおすすめの作品です.
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