2013年6月20日木曜日

巴里・オペラ座へようこそ ホフマン物語☆☆☆☆☆

2013年6月20日巴里・オペラ座へようこそ ライブビューイング ホフマン物語☆☆☆☆☆
オランピア・・・・・・・・ジェーン・アーチボルド
アントニア・・・・・・・・アナ・マリア・マルティネス
ジュリエッタ・・・・・・・ソフィ・コッシュ
ホフマン・・・・・・・・・ステファノ・セッコ
コシュニーユ ピティキナッチョ フランツ
・・・・・・・・・・・・・エリック・ユシュ
リンドルフ コッペリウス ダッペルトゥット ミラクル
・・・・・・・・・・・・・フランク・フェラーリ
ニクラウス・・・・・・・・ケイト・アルドリッチ
指揮・・・・・・・・・・・トマーシュ・ネトピル
演奏・・・・・・・・・・・パリオペラ座管弦楽団

あら,アントニアはこの間のバイエルンと同じ歌手だ.
やはり演出が面白かった.メタファーは「劇場」.それぞれの幕が「舞台」「ピット」「客席」になってます.
オランピア,この演出も演技が重要になってます.リモコンのオランピアが狂い始めると,ホフマンにまたがって腰を振ったり.最後は全裸,と言ってもマネキンのボディだけど.アーチボルドは名演技でした.歌ももちろん人形振りがお見事.
さて,二幕,舞台の床がピットで,指揮台やプルトが並んでいます.2メートルぐらい上にオペラ上の舞台がしつらえてあり.真ん中にプロンプターボックスその向こうに緞帳.
最後の三重唱は,アントニアのお母さんがパニエの張り出したロココなドレスで登場.最後はアントニアも舞台の上に上がり絶命.
ジュリエッタの幕は,裏表が逆になった緞帳が上がるとバルカローレ,舞台の上には客席が.だから緞帳が裏表.
ダイアモンドの歌も六重唱もありました.
この辺り,ホフマン物語の版はどうなっているのかよく分からない.バイエルンもパリも台詞はほとんど無い.
カンブルランのCDはセリフが無いけど,膨大なレチタチーヴォが入っていて冗長だし.
ま,初演の楽譜が焼失しているせいもあるけど.このプロダクションです.

0 件のコメント: