2013年6月23日日曜日

ドン・キホーテ☆☆☆☆☆

2013年6月22日 ドン・キホーテ☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパラス

キトリ・・・・・・・・・米沢 唯
バジル・・・・・・・・・福岡雄大
ドン・キホーテ・・・・・山本隆之
サンチョ・パンサ・・・・吉本泰久
森の女王・・・・・・・・厚木三杏
キューピッド・・・・・・竹田仁美
指揮・・・・・・・・・・アレクセイ・バクラン
演奏・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

芸監が変わってから,ゲストが減って団員だけの公演が増えたけど,今回のドン・キも団員だけの公演.ところがこれが凄かった.もちろん唯ちゃん,21世紀風のダンサーではありません.ザハロワやソーモワみたいに「足なら上がるわよーーーー」のタイプではないけど,十分なテクニックと表現力を持っているので,おきゃんな娘をうまく演じてました.雄大くんも片手リフトは見事に全て決めてたし,狂言自殺のシーンの演技も見事.毎度の事ながら,夢の場の美しいこと.照明が付いた瞬間ハーーーと言う声が聞こえました.
最後に雄大くんが,まさかのマネージュ.豪快でした.劇場中が息を吞みました.唯ちゃんが扇子のヴァリアシオンで扇子を持たなかったので,は??だったのですが,最後のフェッテで扇子を閉じたり開いたりしながらダブル込みで最後まで回りきりました.凄かった.ドン・キホーテの山本くん,最近は王子様よりキャラクテールが多いけど,楽しそうに演じてます.
すっかり感激して劇場を出て,知人と会う約束をしていたのでオペラシティで時間調節.HubでG&Tを嗜んでいたら,劇場の関係者とマエストロが来ました.思わず拍手をして,思い切りお礼を述べました.素晴らしいパフォーマンスをありがとうございます,と.

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