2018年10月3日 クワイエットプレイス☆☆
またもや「アメリカ人とは友だちになれない」映画.
アメリカ人にとって大切なのは自分の家族のみで,後の他人は殺そうが殺されようが気にしない.
なんの説明もなく映画は始まる.どうやら人工音に反応するエイリアンが地球に侵入し,かなりの人口がアボンされた模様.音さえ立てなければなんとか生きて行かれる.夫婦と子供二人の家族.長女は聾,長男は腰抜け.
ま,子どもたちが呆れるほどに足引っ張るのだけど「お前ら死にたいのか?」
さらに,死亡フラグがあからさまで「良いですか,この奥さん,この釘で怪我しますからね〜,注意してみててね」
そして,そんな状況下で妊娠する馬鹿妻.家族の命より繁殖優先か?女の性は怖い.ま,性欲優先の夫も馬鹿なんだけど.
で,耳の不自由な長女は自分の補聴器のハウリングがエイリアンに致死的に働くことを悟る.
マイクで大音量でハウリングを流す,出産直後の母親は散弾銃もってにやり.暗転.
面白くねえ.生活音に反応するエイリアンなのに,シャワーのシーンとかトイレのシーンは全く出ないし,何故か電気は生きているし.
ま,アメリカ人にとっては「困難に立ち向かう家族の物語」で十分なんでしょうね.
エイリアンが「自然音」と「人工音」を区別する基準もわからないけど.
詰めが甘いから楽しめない.とにかく虚仮威しの音が満載なので,爆音が嫌いなら見ないほうが良いかも.その程度の映画だし.
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