2019年10月18日楽園☆☆☆
吉田修一の作品って,映画化されると結構悲惨なことが多いのだけど.幸い悲惨なことにはならないし,退屈もしないけど,原作が2つの短篇小説というわけで,その2つが融合しないのよ.
片や少女神隠しの生き残り,片や「付け火して,煙喜ぶ田舎者」な話.
要するに「限界集落の村八分は怖い」という話.
映像もきれいだし,役者も揃っているけど,「コミュ障設定,メンヘル設定」が大杉.
私の周りにはいないからわからないけど,限界集落に数人もいるなんて異常じゃない?
ま,吉田修一の小説が「文体で読ませる小説」だから,見た目キレイでも良いけどね.
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