2009年3月14日 新国立劇場オペラ研修所公演
カルメル会修道女の対話☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場中劇場
カルメル会修道女の対話☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場中劇場
ブロンシュ・・・・・・・・・・・木村眞理子
コンスタンス・・・・・・・・・・山口清子
マダム・リドワーヌ・・・・・・・高橋絵里
指揮・・・・・・・・・・・・・・ジェローム・カルタンバック
演奏・・・・・・・・・・・・・・東京ニューシティ管弦楽団
まず,一番良かったのは指揮とオケ.弦のパートは凄く少人数(その割りにハープは2台)なのにいい音出していたし,管の厚みも良かった.
歌手のフランス語もきれいだったので,通常ブランシュと表記される主役もブランシュとブロンシュの中間ぐらいの音でいかにもフランス語でした.
やたらと場面展開の多いこの作品を見事に演出したロベール・フォルチューヌの演出も見事でしたが,基本的に10年ほど前にストラスブールでマルト・ケラーが演出したプロダクションの二番煎じなので新しさはありませんでした.
音楽的にはとても素晴らしい作品なのですが,今ひとつこの作品の意図が掴めないあたくしは,この作品が一番好きというVindalooさん程には感激できなかったかも.
オペラ作品としてはとても素晴らしい公演でした.
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