2009年3月22日 昴
もう一つのシネコンに移動して,昴.星無しです.原作は漫画らしいですが,脚本がひどすぎるのと,バレエの監修がひどすぎます.でたらめすぎて開いた口が塞がらないです.
- 昴役の黒木メイサはじめダンサーたち,脚がダンサーの脚ではない.ポアントで立つ練習はしたらしいけど,ジュテで脚は開いてない,回れるわけでもない.
- やたらと踊るシーンはあるけど,バーレッスンやストレッチのシーンが無く,地道な努力が全く感じられない.ストリートダンサーとダンス対決するときも腕を二三回ひねるだけでいきなり踊り出し,プロダンサーに勝利
- チュチュを着たクラシックバレエのシーンなのになぜか全然違う曲ばかり流れる.
ガムザッティもキトリも音楽はサントラの曲 - お約束てんこ盛りであり得ない設定
昴はプロのダンサーを目指すのにコンペティションに出る気はさらさら無い.ヲイヲイプロになるならコンペで勝たなければダメだろう?
コンペティションの前の夜に恩師が突然死して,ショックで雨の上海を一晩彷徨い,高熱を押して準備運動もせずいきなり本番のコンペに出て優勝.バレエのコンペってそんなにチョロいものなの?
恋愛関係とも思えない,プータロウモドキの男が上海まで応援に来る(誰が金出したの?) - 昴が踊る「ボレロ」(ベジャールのパクリ)はさすがに不味いと思ったのか,最後に日本語のスーパーで「インスパイア」されたものと言い訳.
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