2010年4月16日金曜日

エスメラルダ ☆☆☆☆

2010年4月14日スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念 国立モスクワ芸 術劇場バレエ団公演 エスメラルダ☆☆☆☆ 於 オーチャードホール

エスメラルダ・・・・・・・・・ナターリヤ・レドフスカ ヤ
フェビュス・・・・・・・・・・セミョーン・チュージン
フロロ・・・・・・・・・・・・ウラジーミル・キリーロフ
カジモド・・・・・・・・・・・アントン・ドマショーフ
指揮・・・・・・・・・・・・・アントン・グリシャン
演奏・・・・・・・・・・・・・国立モスクワ芸術劇場管弦楽団

この劇場のスタニスラフスキーって,あのアクターズステューディオのスタニスラフスキーシステムのスタニスラフスキーなのね.

「行けなくなったから,代わりに行ってくださいな」と御親切にもマダムNがチケットを下さったので,デモドリーヌを誘って見に行ってきまし た.
消えていく作品には理由があるなと思いました.しかもオリジナルはあの「そ こそこ耳に心地よい音楽であるがまるで記憶に残らない,バレエ曲以外何一つ残っていないプーニ」の音楽でしょ?そりゃ消えるわ.
今回の版はグリエールやワシレンコ(誰?)が改訂しているので,「赤いケシ」みたいな恐 ろしく20世紀で大仰な音楽です.
ストーリーは「ノートルダム・ド・パリ」で す.
他にこの作品をレパートリーに持っているのは(別な版だけど)マールイぐら いかしら.見直してみたけど,マールイのバーションはまるでプーニの音楽だわね.
し かし,ロシアはどのバレエ団でもトップクラスの踊りは凄いもんだ.ま,確かにバレエ学校も両親の体格まで試験項目に入れるぐらいだから,日本の「発表会の 延長」なバレエ団とは鍛え方も違うわな.

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