2011年10月22日 サロメ☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
サロメ・・・・・・・・・エリカ・ズンネガルド
ヘロデ・・・・・・・・・スコット・マックアリスター
ヘロディアス・・・・・・ハンナ・シュヴァルツ
ヨハナーン・・・・・・・ジョン・ヴェーグナー
指揮・・・・・・・・・・ラルフ・ヴァイケルト
演奏・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
このプロダクションを見るのは三回目か.いつもながらの,客電が落ちる前に指揮者が待機して,客電が落ちると同時に始まるスタイル.見慣れた演出なのに物凄く楽しめたのは,歌手がみな良かったから.
サロメ,見目麗しくスタイルも良い,申し分の無い容姿.声も良かった.七つのベールの踊りは,踊りこそ「ヘタレ」だけど,しっかり乳も晒したし,何より演技が良かった.
ヘロディアスのシュヴァルツ,LP時代から馴染んでいた歌手が,こうして目の前で歌ってくれる感激.声も全然衰えていない.前回の新国出演がエルダという美味しい役だったけど,今回はきちんと女優してました.
最後まで緊張感の続く演奏.そして,ドタキャン尾高センセから変わった指揮者も,東フィルをうまく鳴らしていました.
同じ演出,同じ演目なのに,楽しめたり楽しめなかったり,舞台って本当に生ものですね.
それにしても,ヘロディアスの両脇にいたあのマッチョは誰だったんだ?
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