2011年10月15日土曜日

でもって,クロアチア ザグレブ・リュブリャナ篇

さて,美しいプリトヴィッツを離れて,ザグレブ経由でリュブリャナまで.
ザグレブ,やはり新市街は楽しくありません.これはウィーンも同じ.リングシュトラッセの外側は「どこにでもある都市」ザグレブも「小ウィーン」でトラムも似たような感じです.
旧市街の中央に立つのはグラゴルの碑です.といってもグラゴルなんて知っている人いませんよね?あたくしはヤナーチェクの「グラゴル・ミサ」が大好きなので,知っています.読めませんが.「古代教会スラブ語」などとも呼ばれてます.
ザグレブのガイド,Ivanaさん.彼女も美人です.
でやっぱり,クロアチアの男はきれい.
ネクタイを英語ではcravatと呼びます.語源はクロアチア兵で,クロアチア兵の制服から来ています.そのクラバットのお店です.
もちろん英語ではネクタイと言う単語も使いますが,英語では気取って言うときはフランス語起源の単語を使う傾向があります.
一例として
日本語      英語       フランス語経由
屠殺場      slaughterhouse  abbatoir
レパートリー   repertory     repertoire

ニコラ・テスラはセルビア人でしたが,クロアチアの生まれでした.
街の中心の教会.クロアチアは殆どがローマン・カトリックで,ザグレブ市内にも,セルビア正教と,モスクは一つずつしかないそうです.
この教会の壁にはグラゴルで書かれた聖書の一節が書かれているそうです.
広場近くのお店で「ザグレブ風サラダ」ワイン込みで5ユーロほどでした.
オリーブ,アンチョビ,モッツァレラチーズが乗ったサラダです(なんでザグレブ風?)
さて,リュブリャナに戻ってきました.バスがホテルにバゲージを置きに行く間,旧市街観光です.
街の中心を流れるリュブリャニツァ川はポストイナから流れだし,7回地下に潜り,7回地上に顔を出し,その度に名前を変えるのだそうです.だからどこでも水温が冷たい川なんだそうです.
さて,ホテルに戻って最後のディナー.そして,ツアーディレクターのOsmanとドライバーのJaniとはここでお別れです.
ツアー参加者達は明朝早くから五月雨解散.一番早いグループは朝の5時にホテルを出るそうです.あたくしは10時頃の予定です.
ディナー後はあっちこっちでハグしながら名残を惜しみました.
たくさんの方から「名刺かemailのアドレス教えてちょうだい」と言われました.
その後女子会でもう一度旧市街へ.


翌朝の朝食時に,残った何人かと顔を合わせて,もう一度お別れを.
その後でタクシーを頼みにレセプションに行くと,今まさに出ようとしていた豪州の二人組がリフトを下さいました.三人で行けば一人10ユーロです.お願いして空港まで.
リュブリャナの空港は,小さいけれど免税店もあるし,ラウンジもしっかりしてます.
沖止めのボンバルディアでMUCまで.
やっぱり都会はビールが高い.スロヴェニアやクロアチアなら3ユーロしないのに,ミュンヘンだと4.5ユーロ.
ありふれたA340で成田に帰ってきたのは翌日の朝.

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