あたくしは,普通に中高大学と英語教育を受け,理系の学校だったから,理系の会社に入って,当然ながら英語の文献を日常的に読まなければならないので(テクニカルタームがわかればそんなに難しくない)それなりに英語はできた.
初めて海外旅行したときも(ハワイ)そんなに苦労しなかった.
- よく「ハワイは日本語が通じる」という人がいるけど,それは英語のできない人の話.
- もちろんハワイは日系人が多いから「ゲッ,こいつ英語が解らない」となれば店内に一人ぐらいは居るであろう「日本語のできる店員」を読んできて,それでOKなんだろうけど,中途半端にできると最初から最後まで英語で通されるので,印象としては「思った以上に日本語が通じない」でした.
で,その後でヨーロッパへ行ったら,自分の英語があまりにもアメリカ方言でびっくりして,英語に矯正するために英会話スクールへ行ったのだけど.
「でも世界的にはアメリカ英語のほうが多く使われている」と思ったあなた.あなたアメリカ以外の海外行ったこと無いでしょう?
アメリカ英語が通じるのは基本的にアメリカの支配にあった日本,韓国,フィリピン,ミクロネシア,ポリネシア,メキシコぐらいです.カナダですら基本はイギリス英語とカナディアンフレンチです.
それはともかく,最近ではネット動画で「英語のレッスン」的なものがたくさんありますが,驚くのは,日本人の教え方が,文法がどうの,構文がどうの「主語と動詞をみつけろ」とか「語学を数学として教える」こと.
こんなんじゃ覚えられないしペパースタディはともかく,話すことはできないでしょ.
そもそも主語と動詞を探していたら電光掲示板が読めません.
結果が最後に来る日本語の脳味噌で考えるからこういうことになるんで,頭から読んでいけば英語なんてそんな難しくないでしょ?それに文法100点でもコミュ障なら会話はできないでしょうし「その英語であなたは何がしたい?」がはっきりしないアホも英語の修得は難しいでしょ.
「語学が数学」と思ったのは,学生時代「現在完了形は継続,経験,完了,結果を表現する」とか習ったけど意味わからない.
英国人のセンセは「重要なのは2つだけ,タイムラインが繋がっていること,起こったのは過去,言いたいのは今」結果的に完了や経験を表すの.
だからI lost my keyだと( ´_ゝ`)フーン だけどI've lost my keyだとΣ(゚Д゚;エーッ!になるのよ.
I read this bookだと, でも覚えちゃいないけどね'だけど,I've read this bookだと,「
今でも覚えてる面白い内容だった」か「思い出したくもないわ」ぐらいのい今の気持ちが加わるの.