2019年3月22日 奇想の系譜展☆☆☆☆☆ 於 東京都美術館
1970年に辻 惟雄が出版した「奇想の系譜」.当時はそれほど人気のなかった,伊藤若冲や歌川国芳を評価した.あれから約50年これらの絵師の作品はみるみる人気を得て,2016年の若冲展は,入場まで数時間という一大イベントになった.今回は「奇想=若冲」という発想が無い「俄」が来ないので,思ったよりは空いていました.国芳は,前新国立劇場バレエ監督のデヴィッド・ビントレーが大好きで,「パゴダの王子」がインスパイアされた装置でした.振り被せや振り落しなども使った楽しい舞台でした.森美術館で行われた「国芳展」でも,ビントレーが文章を寄せてました.
で,とにかく楽しい展覧会でした.異端,グロテスクと思われるような絵もお多いですが,そこにある美しさが良いのです.
おすすめです.
帰りに文化会館前を通ると
東京の春音楽祭関連の催しらしいです.
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