2009年9月25日 東京バレエ団ラ・バヤデール☆☆☆☆ 於 東京文化会館大ホール
ニキヤ・・・・・・・・・・・・・・・上野水香
ソロル・・・・・・・・・・・・・・・高岸直樹
ガムザッティ・・・・・・・・・・・・奈良春夏
ブロンズアイドル・・・・・・・・・・松下裕次
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・ベンジャミン・ポープ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・東京シティフィルハーモニー管弦楽団
誰も来てないよな・・と思っていたらハンナ姉さんがいらしてました.逆に「あなたが東バって珍しいじゃない」と言われてしまいました.確かに東バの公演なんか何年ぶりかしら?
何より大好きな「バヤ」ですから,点数辛くなりそうでしたが,水香ちゃんが結構良い主役張ってました.
ガムザッティと婚約式までを一幕,影の王国を二幕,寺院崩壊を三幕と,判りやすく仕立てたマカロワ版です.スカラから持ってきたプロダクションです.
ボニングのCDが一番近い内容だと思います.マヌーも太鼓も無し.泥鰌すくい(花籠の)も無しです.
バヤであたくしが一番重視するところは「影の出だしの部分」です.どういうポジションで舞台に入ってくるか.
一番好きなのは新国やマールイのように手を上げるところから入ってくるところ.東バは上げたまま歩いて入ってきてアラベスクへ.ま,きれいだから良いけど,下手側のL列だったので,舞台裏で準備しているのが丸見えでした.
影の王国はびっくりするぐらいきれいでした.ダンサーの体格が新国より遙かによいのでとてもきれいでした.このダンサーたちが新国と同じ人数で坂下りしたら・・・・・・きれいだろうな.
寺院の装置は,遠近法を強調していて,物凄く奥行きが感じられる装置でした.
崩壊のシーンは,仏像が地下に沈み,手前の紗幕に崩壊する石を投影する物で,結構リアル.その後の「ヒマラヤ」もきれいで.
終わってみればなかなか良くできたプロダクションでした.
上野水香ちゃんも凄く華があって.でもね,高岸王子が・・・・・・
カーテンコールにはマカロワも出てきて・・・・・・小さい.デュランテより小さいのでは?
次回の上演する際も見たくなる公演でした.
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