衣装も2010年10月31日 トリプルビル☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
火の鳥
火の鳥・・・・・・・・・・・・エリーシャ・ウィリス
イワン王子・・・・・・・・・・イアン・マッケイ
王女ツァレヴナ・・・・・・・・寺田亜沙子
魔王カスチェイ・・・・・・・・冨川祐樹
シンフォニー・イン・C
第1楽章・・・・・・・・・・・米沢 唯 菅野英男
第2楽章・・・・・・・・・・・川村真樹 貝川鐵夫
第3楽章・・・・・・・・・・・厚木三杏 輪島拓也
第4楽章・・・・・・・・・・・丸尾孝子 古川和則
ペンギン・カフェ
ペンギン・・・・・・・・・・・井倉真未
ユタのオオツノヒツジ・・・・・遠藤睦子
テキサスのカンガルーネズミ・・福田圭吾
豚鼻スカンクに付くノミ・・・・西山裕子
ケープヤマシマウマ・・・・・・古川和則
熱帯雨林の家族・・・・・・・・山本隆之
ブラジルのウーリーモンキー・・吉本泰久
指揮・・・・・・・・・・・・・ポール・マーフィー
メゾソプラノ・・・・・・・・・渡辺敦子
演奏・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
シーズンオープニングは,フォーキン,バランシン,ビントレーのトリプルビルで.
まずは火の鳥.バレエとしては滅多に上演されない作品です.音楽は散々聴いているけど.あたくしはマリインスキーのビシニョーワが踊ったのをテレビで見たことしかありません.今年は初演から100周年だそうです.衣装はABTのデザインと言うことで「なんちゃってロシア」かも知れないけど,いやー驚きました.装置も衣装もきれいで,ダンサーもたくさん,なかなか面白い作品に仕上がってました.フォーキンの振り付けも全然違和感ないし.
シンフォニー・イン・C,バランシンの「同工異曲」的な作品ですが,所謂「白いバレエ」西上がってます.この手の作品を踊らせたら新国バレエ団はピカイチです.もちろん,あちこちで危ないシーンもありましたが,大きな乱れはありませんでした.最近は新国のダンサーでも足が二重関節できれいに180度開いていたのに驚きました.
さて,最後のペンギン・カフェ,このペンギンは今のペンギンではなく,絶滅したオオウミガラスのことです.
20数年前の作品ですが,今に通じる生物多様性がテーマの作品.いろいろな動物がでてきて,熱帯雨林の原住民も出てきて,追い詰められていく,しかし最後にノアの箱船が現れて救われる.ペンギンだけはその箱船を見送る.音楽も良かったし,可愛くて悲しい作品でした.カンガルーネズミの福田圭吾くんが可愛かった.
この作品はレパートリーに持っていても良い作品だし,こぢんまりとした作品なので,ツアーなんかにも良いのでは?とても良かったです.
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