2013年2月10日日曜日

みなさん,さようなら☆☆

みなさん,さようなら☆☆

ついに日本でもこういう変な映画が作られるようになったのね.
小学校の卒業間近,教室に入ってきた暴漢にクラスメートが殺され,そのショックで「一生団地から出ないで暮らす」と決めた悟.結局十数年後,母親危篤となり,思わず団地から病院へ,そして団地を出る.と言う話なのだけど,無駄に長い.
悟が団地を出ないのはトラウマによるものだけど,廻りの誰もがそれを助長するような行動をとる.母親に到っては看護婦で,多少は医学の知識があるはずなのに,頑として医者を拒み,子供の引きこもりを奨励する.結局中学も通わずに卒業,団地内のケーキ屋に強引に就職.その商店街もシャッター商店街に.ケーキ屋の親父が引退したら,食品衛生責任者の資格を取らなくちゃいけないのに,団地の外でいけないから,引きこもり仲間の同級生に頼む.ところがこいつは完璧な統失.ブラジル人家族に過干渉.やることなすことパラノイアで強迫神経症.最後にあっさり引きこもりを克服.
あたくしの大嫌いな「気違い同士が手を取り合って「僕たちおかしくないよね」と慰め合う映画」おまけに短期間で撮ったのか,季節の変化が全くない.全編銀杏の葉が真っ黄色.夏も冬も無い.上映館も少ないし,わざわざ探してまで見に行く映画では無いです.今日はポイントで鑑賞できたから良いけど.ただし,濱田岳,永山絢斗は良くやってます.

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