2013年2月23日東フィル グレの歌☆☆☆☆☆ 於 オーチャードホール
ヴァルデマル王・・・・・・・・・望月哲也
トーヴェ・・・・・・・・・・・・佐々木典子
山鳩・・・・・・・・・・・・・・加納悦子
道化・・・・・・・・・・・・・・吉田浩之
農夫・語り・・・・・・・・・・・妻屋秀和
合唱・・・・・・・・・・・・・・新国立劇場合唱団
指揮・・・・・・・・・・・・・・尾高忠明
演奏・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
歌手,聞こえねえよ.と思ったけど,2006年にサントリーホールで東響の「グレの歌」を聴いたときの感想も同じでした.そりゃ150人のオケがトゥティで鳴ったら声楽家といえど,人間一人の声なんか消えるわな.
その中でがんばっていたのが山鳩の加納と語りの妻屋.妻屋さんは新国でありとあらゆる役を演じて,その全てが素晴らしいと言う希有の歌手です.背も高くガタイも良く,外国人ゲスト歌手と較べても見劣りがしません.ただし,ご面相が・・・・・
しかし,ホワイトタイで指揮者の横に立つと堂々とした物です.最後のシュプレヒゲザングはかなり歌に近い物でしたが,過去に聞いたどの「語り」よりも良かった.
オケもとても良い音を出しました.鎖の使い方が東響とは違うようでした.それと,新国の合唱団.新国はバレエのコール・ドも世界一ですが,合唱団も世界一と言って良いでしょう.何を歌ってもぶら下がるメトの合唱団とか,指揮者がいるのに走る合唱団がいくらでもあるのに,ここの合唱団はいつも見事な歌唱を聴かせてくれます.
招待席には新国関係者が多くいましたが,指揮が新国オペラの芸監ですからね.
さて,今日は満席で,大入り袋が出ました.
中身はオリジナル記念切手
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