2007年9月2日日曜日

マリインスキー・ボリショイ合同ガラBプログラム☆☆☆☆

オペラシティから新国に向かうときに,池の前で・・・どこかで見たことのある異人さん.
擦れ違ってから気がついた.ボリショイのフィーリンじゃん!!ヲイヲイもうすぐ開演だよ!
マリインスキー・ボリショイと言ってもヴィシニョーワが来るわけでもないし,ザハロワが来るわけでもないし.

マリインスキー
アレルキナーダ・・・・・・・・・オブラスツォーワ・コルサコフ
病めるばら・・・・・・・・・・・ロパートキナ・コズロフ
眠れる森の美女・・・・・・・・・ソーモワ・ファジェーエフ
ジゼル・・・・・・・・・・・・・ノーヴィコワ・シクリャロフ
in the middle, somewhat elevated・ゴールプ・コルプ
タリスマン・・・・・・・・・・・オスモールキナ・ロブーヒン
瀕死の白鳥・・・・・・・・・・・ロパートキナ
海賊・・・・・・・・・・・・・・テリューシキナ・サラファーノフ
ドリゴのアレルキナーダをレパートリーに持つのはマールイぐらいかしら?マールイにとっては記念すべき作品だけどね.
ロパートキナは別格です.病めるばらではちょっとサポートが悪いような部分があったけど,瀕死の白鳥は,あまり羽ばたかないロパートキナ独特のスタイルだけど,鬼気迫る物があった.
ファジェーエフ,シクリャロフ,サラファーノフのイケメソトリオ,ファジェーエフは良いけど,シクリャロフは幼くて,体型も今ひとつ出来ていないから,ジゼルのリフトを力任せに「ヨイショ」してました.
ルグリも言ってたけど「ジゼルの二幕で持ち上げてはいけない,ジゼルは浮いていなくては」なのよね.
男子のヴァリアシオンは良かったのだけど.可愛いから許すけど.
サラファーノフは物凄く落ち着いてました.まだ若いのに,貫禄すら感じました.この子も幼い顔してるのよね.ワガノワでも生粋のマリインスキーでもないのに,この若さですごいすごい.
ザハロワ以上に足の上がるソーモワだけど,今日は今ひとつ品のない動きでした.
今まで感心したことのないテリョーシキナが結構良かった.でもね,メドーラのヴァリアシオン,中間部でロパートキナとザハロワはイタリアンフェテだったのよね.

休憩

ボリショイ
ばらの精・・・・・・・・・・・・カプツォーワ・ワシリエフ
ライモンダ・・・・・・・・・・・コパヒーゼ・シュピレフスキー
白鳥の湖・・・・・・・・・・・・クリサノワ・グダーノフ
スパルタクス・・・・・・・・・・ルンキナ・スクヴォルツォフ
ミドル・デュエット・・・・・・・オシポワ・メルクリーエフ
ドン・キホーテ・・・・・・・・・アレクサンドロワ・フィーリン
「世界一美しい独活の大木」シュピレフスキー,タッパのある完璧なプロポーション,ほとんど奇跡と言って良いほど美しい人なんだけど,バレエ踊ると「独活の大木」なのよね.ライモンダのアダージョは男子がほとんど踊らないからボロが出なくて良い.見た目は完璧なジャン・ド・ブリエンヌなんだけどね.
スパルタクス,相変わらず全曲版が見たくなる素晴らしいバレエです.
アレクサンドロワ・・・・・・こんなゴツイ女のどこが良いのかしら?やたらとバランスは見せてくれたけど.でもね,アレクサンドロワとフィーリンだと「ルーティン」臭いのよね.フィーリンなんかほとんど膝使わないし.
総じて女性はほとんどが二重関節です.開かないのはロパートキナとアレクサンドロワぐらい.でも,ロパートキナはまさに別格です.
カーテンコールのデフィレはそれぞれのもち役を踊りながら・・・・シュピレフスキーが出てこない!
なんで?
ファジェーエフ,シクリャロフ,シュピレフスキー,眼福でした.善哉善哉.
最終日だったので,カーテンコールに大量のテープと紙吹雪が.オブラスツォーワやテリョーシキナが紙吹雪掴んでピットに投げ入れてました.
楽しかった.ロパートキナ!また来てね.

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