自然って凄いのよね.
昨日からの台風で,多摩川あたりでは避難勧告が出たとか.ニコビデオ見てたら,物凄いことになってたわね.
それで思い出したのが,カスリーン台風.といっても実際にその時代生きていたわけじゃないけど.
1947年に発生したカスリーン台風は,関東地方に大雨を降らせたのだけど,この時に利根川が決壊して埼玉から東京の下町までが浸水したの.
で,今の利根川ってのは江戸幕府が数十年かけて,東京湾から太平洋へ流れを変えた,いわば人口の川なのよ.ところが,カスリーン台風の時に決壊した利根川の水は,かつて東京湾に流れていた時とほぼ同じルートで流れて東京湾に入ったのだそうよ.
人間が小手先でいじったところで,自然災害にはかなわないのよね.
1986 年に伊豆の大島が噴火した時,あたくしは練馬に住んでいたのだけど,ヘリコプターから中継される噴火(大島の噴火はストロンボリ式で,小刻みに噴火するの よね)の溶岩がボンと上がると,数秒後にグラって小さい揺れが来て,大地って生きているのねと関心したことがあったけど.
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