2008年10月25日土曜日

Zed☆☆☆☆☆

2008年10月25日 Cirque du Soleil Zed☆☆☆☆☆ 於 Cirque du Soleil theatre Tokio
こんな事がないと行くはずのない舞浜までシルクドソレイユのゼッドを見に.
あ,日本人は知らないかもしれないけど,アルファベットの一番最後の文字をアメリカと日本以外の英語では「Zed」と発音します.
物凄く面白かった.感動した.素晴らしい作品でした.
シルクドソレイユの作品は「アレグリアII」「ドラリオン」とやはり素晴らしい作品でしたが,流石は常設館だけあって装置が凄い.
入場すると舞台の上には巨大な白い布が天井から垂れ下がり,円形舞台の上まで垂れ下がっている.天井には,ドラリオンの時のように宇宙船のような円い装置が見えている.
開幕の10分ほど前から,いつも通り,クラウンが客をいじり始める.同時に客席のサイドの席にも楕円形の何かがゆっくり下りてくる(これフォロースポットのライトが入ってました)
舞台の布の上には大きな本が置いてあって,クラウンが開くと,本の中に吸い込まれる.すると天井の穴から布に巻かれたゼッド(キャラクター)がくるくると下りてきてそのまま奈落まで落ちる.すると巨大な白い布がさーーーーーっと奈落に引き込まれる.
舞台の廻りはastrolabeのイメージで,満天の星がきれい.
天井の穴からは今度は女神が登場,大きな羽を広げて歌います.きれい!
演目はいつも通りきれいで楽しいし,装置の入れ替えまでパフォーマンスにしてしまうのもいつお通りで面白い.ジャグリングに火が登場すると,いつの間にか客席の一番前にはネットが張られていたり.
もちろんバンキン(男子新体操からタンブリングを抜いたようなの)みたいな派手で面白い演目もありますが,バランス技を一切反動を付けずにスローモーションで行うHand-to-handが特に面白く,しかも演目の最中に,他のキャストが天井からゆっくり下りてくるのが美しい.
シルクドソレイユの演目は,ハラハラドキドキ系は少ないけど,綱渡りはドキドキでした.
一方,空中ブランコは大技が多いにもかかわらず,テンポが良く,ドラムロール系とは違う素晴らしさが伝わりました.
この二つの演目の時は,天井の宇宙船が大きく動いて迫力満点.
さて,最後はクラウンが本から出てきて終わる・・・・・はずなのに,本から登場人物やら何やらが飛び出て大混乱.
グランデフィレで終わります.あーーーー涙が出るぐらい美しい夢の世界でした.
後5回ぐらい見たいです.
劇場はアンバサダーホテルの隣りです.
デズニーランドで遊ぶ田舎者の群が嫌なら,北口で下りて,道路沿いに歩いたほうが良いです.

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