ま,詳しくは谷中のセンセが説明して下さるでしょう.
昨日は天気も良く,気温も10℃前後と,寒さ好きなあたくしにはぴったりの陽気だったので,谷中の町を散策する事にしました.
スタートは千駄木から.
早速,趣のある建物が現れました.震災と戦争で焼け野原になった東京の下町にも火災から逃れたところはありました.谷中,根津,千駄木も火災に会わなかったので,古い家並みが残っています.
三遊亭円朝の眠る全生庵です.
最近円朝の口述筆記本をいくつか読みましたが,いずれも凄まじい名作揃いです.
谷中銀座です.散々テレビで宣伝されたせいか,あっちこっちのお店で行列が出来てましたが,江戸っ子は気が短いから,行列してまで物を買おうとはしないと思います.
旗振りツアーのお客さんもたくさんいました.
下町ってこういう用品店がたくさんあるんですよね.
この後もあっちこっち歩き回って,結局10kmぐらい歩きました.
震災,戦災と言えば,この,全長1km以上に及ぶ長い建物は,隅田川沿いに立つ白鬚防災団地です.
団地脇の河川敷は広大な公園になっていますが,全て防災目的です.
震災等で都心が火の海に成ったときにこの団地で延焼を防ぐように作られています.
河川敷の公園は10万人規模の非難が可能で,避難終了後は団地のシャッターを下ろし,要塞と化します.さらに火が近づいても,放水銃で建物を冷却する事が出来るそうです.
隅田川もこのあたりは既にスーパー堤防化しています.
0 件のコメント:
コメントを投稿