2009年6月25日 愛を読むひと☆☆☆☆
いつも思うのだけど,英語圏の人が外国人を演じる映画を撮ると,何で役者さんたちは「ドイツ語訛りの英語」や「ロシア語訛りの英語」を話すのかしら?
で,童貞坊主が近所の年増と「一夏のアヴァンチュール」といい仲になって,で,坊やが法学生になったときその年増がナチ犯罪で裁判にかけられて,自分が文盲であるという事がばれるのが恥ずかしくて罪を被って,で,裁判官になった坊やは文盲の彼女のために本をテープに吹き込んで差し入れて,年増はそのテープと本で読み書きを覚えて,いよいよ出所の時,身元引受人は坊や以外にいないから引き取りに行くと彼女は自死していた.と言う泣ける話ではあるけど,やはり下流社会に育った彼女は物事の優先順位がちょっと変で,「ナチ犯罪の重罪」と「文盲」とどっちが大切なのかとか,坊やも気持ちだけは何とかしたいと思っていても彼女が出所するまでの20数年間ほとんど手を貸さないとか,「なんで?」な部分も多い映画でした.
映像と抑えた色彩がきれいです.・・・・客入ってねー.
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