2009年6月9日 重力ピエロ☆☆☆☆
伊坂幸太郎の原作が秀逸だからか,主演の岡田将生が可愛いので思いっきり感情移入したからなのか,思いっきり泣かされました.弟は連続強姦事件の犯人に孕まされた母親から生まれた弟であるのに,仲の良い泉水と春の兄弟と父親の家族.近所で多発する連続放火事件,そして放火事件と関連のある遺伝情報.
ところが,実は放火事件は春の「自演乙」で,母親の敵を討つために「肝心なときはいつも兄貴がいた」からお兄ちゃんを巻き込むためのもの.お兄ちゃんはお兄ちゃんで別のルートから母親を強姦した犯人たどり着き殺人を企む.春が最後に犯人をぶっ殺したとき,すーーーっきりします.
それより,泉水と春の兄弟愛,両親と兄弟の家族愛が伝わります.
タイトルは,子供時代にサーカスを見に行った一家,空中ブランコのピエロが落ちそうで落ちない演技をするとき,怖がる春にお父さんが「楽しいときは重力なんか無くなるんだよ」
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