2009年6月27日 築城せよ☆☆☆☆
過疎化している田舎町の城址公園にある空井戸に「ふらふらしているボンクラ,通称フラボン」の市職員たちが落っこちたら・・・・・・・・築城完成前に死んだお殿様と家来の霊が乗り移り「築城せよ!」と燃える燃える.
で,町は手は余っているけど金が無いから「段ボールで城を築く」ことに.
ところが,家来たちは途中で地元の霊験あらたかな湧き水「霊水」を浴び,除霊されてしまい.最終的にフラボンに乗り移ったお殿様一人になってしまう.
大学で建築を学ぶ大工の棟梁の一人娘と同級生たちが熱に浮かされたように段ボールで城を造り始める.
で,フラボンとお殿様を演じる片岡愛之助がとっても良いのです.フラボンの時のボンクラ振りが足らず過ぎずで本当にダメ男を演じているし,お殿様になったときは,流石は歌舞伎役者,立ち居振る舞いが決まっている.
監督が300万円で作った自主映画が,海外で評判をとりリメイクとかで,愛知工業大学が全面協力してますので,段ボール城も計算上は可能だそうです.
歌舞伎役者が現代劇に出ると成功する事が多いです.「木更津キャッツアイ」の獅童,「七瀬ふたたび」の亀治郎.愛之助も良い味出してます.あと・・・・・セクスィーーーーー.
ええ,段ボールの強力はレンゴーです.
ファンタジーですから細かい突っ込みは無しにしましょう.
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