2017年4月22日土曜日

宮廷装束の世界

2017年4月22日 宮廷装束の世界☆☆☆☆☆ 於 学習院大学史料館展示室

ここの所西洋の服の展示はたくさんあったのだけど,和装は久しぶり.しかも霞会館も加わった公家方の装束はめったに見られない.
初めて入る学習院大学,
流石に歴史のある大学は凄い.ま,私の大学も「競走部」なほど古いのですが.
(古い大学の「陸上部」は「競走部」と名乗っていることが多い.「陸上」という言葉が作り出される前にできたから)
さすがに本物が展示されているだけあって,しかもかなり近距離から見られることもあって,さらに無料とあって,本当に興味深い展示でした.ただし,点数は少ないです.後一月程やってます,文化学園の博物館と同じで日曜祝日は閉館です.

2017年4月15日土曜日

オテロ☆☆☆☆

2017年4月15日 オテロ☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

オテロ・・・・・・・・カルロ・ヴェントレ
デズデーモナ・・・・・セレーナ・ファルノッキア
イアーゴ・・・・・・・ウラディーミル・ストヤノフ
ロドヴィーコ・・・・・妻屋秀和
カッシオ・・・・・・・与儀 巧
エミーリア・・・・・・清水華澄
ロデリーゴ・・・・・・村上敏明
指揮・・・・・・・・・パオロ・カリニャーニ
演奏・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

友人達が口を揃えて「出だしに違和感」.わかる,一幕の出だし「この声はオテロじゃない」のよ.軽すぎるの, これはベルカントの声よ.
そもそもこの役はデル・モナコやドミンゴみたいな「もともとバリトン」な声が似合うのよね.パヴァロッティみたいな「テノール馬鹿」声じゃないのよ.
でもね,その後は違和感.最初の一声だけがダメなの.
で,歌手はみんな歌も演技も良かった.本当なら「刺身のツマ」なエミーリアも素晴らしかった.
この演出,好きです.でもね,「オテロって本当にクソ男なのね」
ま,白人の美女と結婚した黒ん坊の話だから,劣等感の塊なんでしょうけど.

黒のドレス

2017年4月15日 ヨーロピアン・モード 黒のドレス 於 文化学園服飾博物館


昨年来,色々な美術館,博物館でファッションをテーマの展示が続いている.
三菱一号館美術館世田谷美術館ポーラ美術館パナソニック汐留ミュージアム,ここもサンローランをやったのですが,日程が合わず.
で,今回点数は少ないものの面白い展示でした.
ポロネーズと言われたロココから,エンパイア,クリノリン,バッスル,アール・ヌーヴォー,アール・デコ,と時代ごとに.
マダム・グレのドレープはミリ単位で作られていて,とにかく美しい.
ヴィクトリア女王が王配アルバート公をなくして依頼,喪服で過ごしたのは有名なこと.実はこの頃アニリン系の合成染料が開発され,黒の染料が大量に出回ったのも理由のひとつ.ジェットと呼ばれる黒玉の宝石(要は炭だけど)ももてはやされた.
で,ポスターのドレスはバルマンの スーツです.
とても興味深い展示でしたが,ジジババの団体が大声出しながら入ってきたので,きっちりアンケートに「年寄りの団体がやかましくて迷惑」と書いておきました.

2017年4月14日金曜日

わたしは,ダニエル・ブレイク

2017年4月14日 わたしは.ダニエル・ブレイク☆☆☆

「イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。」
と聞くとなんか感動的な映画に思えるけど結局は
「物事の優先順位がわからない底辺バカはどんどん転落する」と言う話.
英国だからそれなりに福祉の制度は充実している.しかし,それを利用するための最低限の知識がなければ,そして,それが受けられない自分の無知蒙昧を逆ギレで帰せば心象はどんどん悪くなる.
しかも,手助けは身近にあるのに,その手助けすら利用することもできない お馬鹿な老人とシンママ.
シンママは,この手の英国映画ではお決まりの「色の混ざった子供」持ち.これだけでシンママのオツムの具合がわかりますね.貧乏してても二人も子供がいるのは「女にとって出産までが性欲」だからでしょうね.生きるか死ぬかなのに,アクセサリーはバッチリ.
尺が短くてジジイが野垂れ死にするというハッピーエンディングなので,ストレスは溜まりません.

2017年4月10日月曜日

赤坂大歌舞伎/新作歌舞伎「夢幻恋双紙」赤目の転生

2017年4月10日 赤坂大歌舞伎/新作歌舞伎「夢幻恋双紙」赤目の転生☆☆☆☆ 於 赤坂ACTシアター

太郎・・・・・・・・・中村勘九郎
歌・・・・・・・・・・中村七之助
剛太・・・・・・・・・市川猿弥
静・・・・・・・・・・中村鶴松
末吉・・・・・・・・・中村いてう
源之助・・・・・・・・中村亀鶴
善次郎・・・・・・・・片岡亀蔵

いやー,蓬莱竜太の作品は見たこと無かったけど,実におもしろい脚本でした.
のび郎と異名されるのび太のような太郎と苛めっ子達,隣りの美しいお姉さん歌,その兄で乱暴者の源之助,この役柄が,死んでは生まれ変わり,シチュエーションが変わりながらも輪廻転生を繰り返すというお話.
だから,あっちこっちに仕込まれた伏線が回収されるに伴って「なるほど」となる仕掛け.
下座も殆んど無く,BGMも殆んどがピアノ.でもしっかり歌舞伎してました.面白い作品です.コクーンでやってもらいたいと思いました.

2017年4月9日日曜日

お前ら、頭大丈夫か?

東京駅のステーションギャラリー,乳児連れたバカ夫婦が来てた.非常識にもほどがある.
勿論,子供ウェルカムな美術館も,託児施設がある美術館もあるけど,シッター雇えない貧乏人は美術など鑑賞するな!
zap
新入生の皆さん,新社会人の皆さん,上京したら,傘の持ち方に気をつけましょう.傘を閉じている時,東京では「傘は垂直に持つ」のが基本です.握りしめて振り回すと「これだから田舎育ちは」と馬鹿にされますよ.
zap
電車はどのドアから乗ってもどのドアから降りても,行き先は一緒です.ごく稀に「途中切り離し」と言うのもありますが,首都圏ならまずありません.
集団で一つのドアに飛び込んで,押し合い圧し合いして,乗り降りに時間かけるぐらいなら,隣のドアから乗った方が速いですよ.
zap
東京は車を使わない移動が便利なので,その分東京人は健脚です.一駅二駅歩くなんて屁でもありません.「疲れた,もう歩けない」なんて泣き言言うと「これだから 徒歩5分のコンビニ行くにも車で行く田舎者は」と言われちゃいますよ.
特に都営大江戸線は曲者です.下手に他路線(にorから)乗り換えするより地上出て歩いたほうが早いなんてことが多々あります.
伊勢丹新宿店の駐車場入るために渋滞している車のナンバーなんてみんな近隣の中途半端な田舎ナンバーです.野田,柏,つくば,大宮,所沢.
それ以上遠くのナンバーは地元近くのイオンへ行くだろうし,品川,練馬なら「都心に車で出る不便さ」がわかっているだろうし.
Zap

デナー

さて,アートの後はデナー.丸の内のイタメシ屋で.
待ち合わせまで時間があったからベルギービールのお店で一休み.パティオヒーターが暖い.
 前菜はバーニャカウダと【お野菜たっぷり)
 トリッパの煮込み.大好物です.
 メインは牡蠣と野菜の塩煮込み.
 ボリュームたっぷり
 続けてオッソブーコ
骨髄ホジホジして.美味しゅうございました.ワインは安酒ランブルスコを.
コストパフォーマンスの良いお店でした.

東京ステーションギャラリー パロディ,二重の声

2017年4月9日 パロディ,二重の声 於 東京ステーションギャラリー

ほぼ全て写真撮影可でした.
まずは山縣旭のモナリザ連作がお出迎え.
選挙といえばおなじみの 秋山祐徳太子.

この一連の「ビックリハウス」バックナンバーはこのギャラリーの所蔵だとか.
実は私も毎号のように投稿していて,何度か採用になったこともあるのです.
昨年末亡くなった明石町先生こと原田治氏も沢山のイラストを描いてました.
一番見たかったのは,東京メトロのマナー公国
1970年代,地下鉄を含む電車の駅には「禁煙タイム」なるものがあって「朝夕の混雑時には タバコを吸わないように」なんて言ってた時代なんですね.
楽しゅうございました.


LION/ライオン 〜25年目のただいま〜☆☆☆

2017年4月9日 LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 ☆☆☆

あらすじだけ見ると「感動大作」なんだけど,確かに泣けるけど・・・・しょぼい.
インドで迷子になった子供が,孤児院に保護され,オーストラリア人の養子になり幾星霜,GoogleEarthで自分の生まれ育った街を見つけ,25年ぶりにそこへ帰り,生き別れた母親に会う.ね?感動しそうでしょ?
でもね,上映時間の半分が迷子になってから引き取られるまで.これが殆んど「火垂るの墓」いつの時代?1980年代よ.しかも主人公サルー,かなり残念な子供.私も幼少の砌,上野動物園で迷子になったことがあるけど,きちんと自分の名前と住所( 区名ぐらいまで)は言えたけど,こいつは自分の名前もうろ覚えだったのよ. しかも親は文盲.いくら新聞広告出したって親は見つからないよ.
で,現代になって,尺の半分がガールフレンドとの痴話喧嘩とメンヘルな弟(こいつも養子)との罵り合い.結局「感動」の部分は妙に時間短縮.
もう少しなんとかできなかったのか?
最後に「子供たちのために寄付を」のスーパー.宛先が悪名高い「 日本ユニセフ協会」
アグネスの贅沢のために金は出せません.

2017年4月8日土曜日

T2 トレインスポッティング

2017年4月8日 T2 トレインスポッティング☆☆☆☆☆

前作も「楽しめるけど共感できない」底辺から抜け出せない,底辺で生きることしかできない, まるで足立区西新井のような悲劇の,楽しい作品だったけど,あれは20代の「若気の至り」で済ませようと思えばなんとか.あれから二十年,大人になったあいつらがどうなっているのか・・・・・

まーったく変わりません.相変わらず薬やって,酒飲んで,女蕩し込んで.
で,前作でアムステルダムに高飛びしたマークが戻ってくる,そしてかつての仲間に引っ張り込まれて元の木阿弥.またもや底辺の生活へ.
いい年して何やってるの?とは思うけど,外の世界も知らない,教育もない,技術も持ってない底辺DQNにはこう言う暮らししかできないのよね.
ところが,ちょっとトロいスパッドが実は妙な文才があることが分かり,なんか次の作品もできそう.
相変わらずどんよりしたエディンバラの空 .DQNたちのDQNな毎日
だけど,脚本もしっかりしているし,映像も前作と同じような流れでとても,自然に見てられますし,感激できます.共感は(ry)
お勧めです.
私の英語力は,前作のときより遥に伸びているとは思うのだけど,スコットランド人の英語は殆んど聞き取れませんでした.
時代なのか,薬のシーンは出てきますが,喫煙のシーンは出てきません.