2018年4月15日日曜日

観賞魚フェア

観賞魚フェア

東京都江戸川区は,愛知県弥富市,奈良県大和郡山市と並ぶ金魚の産地です.
ま,都内にはその他に産地もあり,六本木ヒルズの場所にもかつては金魚屋さんの池がありましたし(原金魚と言ったそうです.現在はヒルズの住宅棟にお住いだとか)後楽園そばにもあったと思いました.
その後江戸城下が手狭になったため,当時一面の原っぱで,抱負な水質の良い湧き水もあったとかで,現在の江戸川区あたりに引っ越してきて一大産地になったとか.
毎年春に「観賞魚フェア」をやってます.
以前は水槽での展示でしたが「金魚は上から見るもの」なのか,今回はたらいでの展示でした.
ただしエアポンプのさざ波でよく見えないんですけど.

アイーダ☆☆☆☆

2018年4月14日 アイーダ☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

アイーダ・・・・・・・・イム・セギョン
ラダメス・・・・・・・・ナジミディン・マヴリャーノフ
アムネリス・・・・・・・エカテリーナ・セメンチェク
ランフィス・・・・・・・妻屋秀和
指揮・・・・・・・・・・パオロ・カリニャーニ
演奏・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

この日はぴあ貸切公演だったので客層もいつもとは少し異なり,あたくし達が通う「オペラホリデー」だと普段着の人ばかりなのに,この日は力入ったオサレさんが多かったように思います.でも場違いな拍手やフライングブラボーも無く,マナーは良うごさいました.
市変わらずゴージャスだけどこじんまりした演奏.
この公演は紗幕が張られているので,緞前のレヴェランスしか無いのだけど,例えばメトのラ・ボエームだと紗幕の目やほつれまで見えるのに,アイーダではそれが全く見られなくて不思議だったのだけど,今日は4列目で6倍のオペラグラスだったからわかりました.
恐ろしく目が細かく細い糸で編まれている紗幕でした.

文化学園服飾博物館

目玉は越路吹雪だけれど,さすがは文化学園.ヨーロピアン・モードも面白かった.
思い切りパニエの入ったロココのドレスに始まり,エンパイア,クリノリン,バッスル,アール・ヌーヴォー,アールデコ,そして近代,現代の作品がこれでもかと展示されてます.
さあ,メインの「越路吹雪のドレス」ニナ・リッチ好きで有名だったけど,サン=ローランも愛用していたようです.ここ一番のときにはこの二人のどちらかのドレスで勝負したようです.
元が「文化服装学院」だけあって,ロビーには越路のドレスの型紙から起こしたレプリカと展開図の展示もありました.
いや,お勧めです.
今度,たばっこと塩の博物館でも面白そうな展示があるようです.

2018年4月8日日曜日

アイーダ☆☆☆☆

2018年4月8日 アイーダ☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

アイーダ・・・・・・・・イム・セギョン
ラダメス・・・・・・・・ナジミディン・マヴリャーノフ
アムネリス・・・・・・・エカテリーナ・セメンチェク
ランフィス・・・・・・・妻屋秀和
指揮・・・・・・・・・・パオロ・カリニャーニ
演奏・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

ゴージャスです.でもなんとなくこじんまり.
アイーダはよく通る強い声が魅力的だけど,歌い方が雑で特に高音のピアニシモはダメ.
アムネリスは終幕の歌は良かったけど,むしろコンチャコーヴナを歌ってほしい声.ラダメスもイタリア超えじゃない.
破綻はないけど,なんとなく小さいのよ.ま,ゼフィレッリは初演の時にしかきてないから,粟国の淳ちゃん作品なのかもしれないけど.
アイーダという作品は「スペクタクル」だけど「心理劇」なのよ.女二人が化かし合う「狐と狸」の話なの.
そういう意味では美女二人が騙し合う,良い作品には仕上がっているけど.
来週もう一度見に行きます.
ちなみにアイーダ・トランペットを現代風に改良したのは「サキソフォーン」のアドルフ・ザックスだそうです.
それ以前にも国旗や布告を吊るすトランペット(ヘラルドトランペット?つーかポストホルン?)みたいなのはありました.先日リスボンの「馬車博物館」でも見ました.

2018年3月25日日曜日

ラ・カージュ・オー・フォール☆☆☆☆☆

2018年3月24日 ラ・カージュ・オー・フォール☆☆☆☆☆ 於 日生劇場

ジョルジュ・・・・・・・・鹿賀丈史
アルバン・・・・・・・・・市村正親
ジャン・ミシェル・・・・・木村達成
アンヌ・・・・・・・・・・愛原実花
ジャクリーヌ・・・・・・・香寿たつき
ダンドン議員・・・・・・・今井清隆
ダンドン夫人・・・・・・・森公美子

原作となった映画が公開されたのは40年前,本作はその後ブロードウェイでミュージカル化された作品の日本語版.
とにかく泣かされました.バカ息子にはイライラさせられますが.
森公美子の大砲のような声もこの作品には必要です.
みんなミュージカルのプロですからy字バランスもタップダンスも,180°開脚もグランフェテも本物です.説得力がありますう.もちろん歌も.
鹿賀丈史も市村正親も再演を繰り返しているから掛け合いも上手いし.ミュージカルはおまかせでしょう.
市村のクスグリが多く,共演者が笑い転げる場面も.
最後のカーテンコールは総立ちでした.

2018年3月19日月曜日

愛の妙薬

2018年3月18日 愛の妙薬☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

アディーナ・・・・・・・・・・・ルクレツィア・ドレイ
ネモリーノ・・・・・・・・・・・サイミール・ピルグ
ドゥルカマーラ・・・・・・・・・レナート・ジローラミ
指揮・・・・・・・・・・・・・・フレデリック・シャスラン
演奏・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

ん〜〜〜〜〜,再演が繰り返されているし,よくできたプロダクションだし,歌手も悪くないのに,なんか温いのよ.
ま,あたくしがあまりこのオペラが好きじゃないってのもあるけど.
観客のノリもいまいちだったし.
だけど,残しておいて欲しいプロダクションだわ.

2018年3月13日火曜日

去年の冬,君と別れ☆☆☆☆☆

2018年3月13日 去年の冬,君と別れ☆☆☆☆☆

ネタバレあります.
原作が良いのか脚本が良いのか,とにかくグイグイ引き込まれます.すっかり騙されます.
最近ラノベ系映画で主演作が続く三代目JSBの岩ちゃんがしっかり演技してます.かわいい.猟奇殺人事件っぽい事件で捕まった有名カメラマン,しかし結局保護責任者遺棄致死罪になってしまう.
とあるゴシップ系出版社に「これは殺人事件ではないか」と独自の推論を持ち込む自称フリーライター,岩ちゃん.
取材にのめり込むうちに,間もなく結婚予定だった自らの恋人をそのカメラマンに拉致され,同じように殺されてしまう.しかも,出版社の担当は,犯人カメラマンの近親相姦関係姉と恋愛関係にあるらしい.あぶないよ岩ちゃん!と思っていたら,
全ては岩ちゃんが仕組んだこと.実は最初の猟奇殺人で殺された盲目の女性は岩ちゃんの恋人.岩ちゃんは自分で復讐するために,仮想恋人を作り,カメラマンに殺されるよう仕組んで,カメラマンの姉と取り替えて殺させ,事の顛末を収監中のカメラマンと担当者にレポートとして読ませ,死ぬよりつらい報復をすると言うもの.
カメラマンには「あんたが殺したのはあんたの姉さんだよ」担当には「あんたの目の前で死んだのはあんたの恋人だよ」
「お前こそ化け物だ」と罵られる岩ちゃん.
「自分の彼女の恋人は化け物であってはならない,だから彼女の復讐を決意した去年の冬,彼女と別れ,僕は化け物になった」
岩ちゃんの可愛い顔で恐ろしいことするから,凄さも倍増するのです.担当の北村一輝は「いかにも」の顔なので,いくら腹黒でも「さもありなん,さもありなん」なのよ.
ただね,岩ちゃん,声が通らないの.声に華がないの.かわいいのに.

2018年3月11日日曜日

イル・カンピエッロ☆☆☆☆

2018年3月11日 新国立劇場オペラ研修所終了公演
イル・カンピエッロ☆☆☆☆ 於 新国立劇場 中劇場

ガスパリーナ・・・・・・宮地江奈
ドナ・カーテ・・・・・・水野 優
ルシエータ・・・・・・・砂田愛梨
ドナ・パスクア・・・・・濱松孝行
ニェーゼ・・・・・・・・吉田未咲子
オルソラ・・・・・・・・十合翔子
ゾルゼート・・・・・・・荏原孝弥
アンゾレート・・・・・・氷見健一郎
アストルフィ・・・・・・高橋正尚
ファブリーツィオ・・・・清水那由太
指揮・・・・・・・・・・柴田真郁
演奏・・・・・・・・・・新国立アカデミーアンサンブル

藤原でもよく上演されるし,主演者が十人と多く,それぞれに出番があるし,女性役のテノールがいたり,演技の勉強にもぴったりということで,学生の上演も多いヴォルフ=フェラーリの名作です.
音楽も軽快で,楽しい作品です.
フィレンツェでの上演では「イタリア語字幕」も付いたということですが,聴いている限り「江戸弁」と「標準語」程度の差しかないようです.
ルシエータが「御花畑DVでも好きなの」な馬鹿女でイライラしますが,その他は楽しめる作品です.
とにかくヴォルフ=フェラーリという面倒くさい作曲家(イタリア語版で成功した例がほとんどない)の数少ない成功作.
最近ではドミンゴが「スライ」を気に入ってあちこちで上演しているようですが.
先日も東京オペラプロデュースが「シンデレラ」を上演しようとして(オリジナル上演が命の団体なのに)イタリア語版楽譜が手に入らなくて,ドイツ語版楽譜にイタリア語を乗せるというとんでもない上演,そして「隠しておかなければいけない駄作」だったことを証明してしまいましたが.
でも,この作品,特にオーケストレーションはベリズモ系のねっとりした良い作品だと思いました.
四季の柴田真郁は藤原のオペラをよく指揮していて,先日のナヴァラの娘でも振ってた人.よく鳴らしてました.
演出は藤原のカンピエッロと同じ粟国淳ちゃん.今日ももじゃもじゃ頭でホワイエを駆け回ってました.

2018年3月6日火曜日

シェイプ・オブ・ウォーター☆☆☆☆

2018年3月6日 シェイプ・オブ・ウォーター☆☆☆☆

メルヘンです,おとぎ話です.ティム・バートン作品と同じです.
米国の某機関で研究されているアマゾンの半魚人.その半魚人と何となく意思を疎通させるイライザ.冷戦時代の話だから,スパイも暗躍するし,スッキリしない内容もあります.
でも,「みんなおとぎ話」で終れる楽しい作品です.グロテスクなはずの半魚人も美しくさえあります.
いきなりアリス・フェイの「You'll never know」で始まります.エレン・バースティンがアカデミー主演女優賞を取った「アリスの恋」の出だしと同じです.
ゼルダ役のオクタヴィア・スペンサー,「ドリーム」につづいていい味だしてます.
で,なるほどの展開でそれなりのハッピーエンディングです.この映画が作品賞取るのわかります.お勧めです.

2018年3月3日土曜日

ホフマン物語☆☆☆☆☆

2018年3月3日 ホフマン物語☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

ホフマン・・・・・・・・・ディミトリー・コルチャック
ニクラウス・・・・・・・・レナ・ベルキナ
オランピア・・・・・・・・安井陽子
アントニア・・・・・・・・砂川涼子
ジュリエッタ・・・・・・・横山恵子
リンドルフ他・・・・・・・トマス・コニエチュニー
指揮・・・・・・・・・・・セバスティアン・ルラン
演奏・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

何度も見ているプロダクションだし,特に感動した覚えもないのに,何なの今日は?
とにかく感動できたの.特にアントニア.泣けました.
ホフマン物語は,ここの所「新発見」「再発見」の連続で,もはや「シューダンス版は何だったの?」ですものね.「最新版」とやらは冗長で,ジュリエッタはコロラトゥーラでわけわかんねえ状態.
その点,批判はあると思うけど新国のエーザー版を基調にした版は,色々な意味でちょうどよい.
というか,この装置と演出,かなり面白くね?盆を使って,大掛かりな装置だけどあまり動かさないで,しかし効果は抜群で.
舞台は生物ね!