2013年11月27日水曜日

花とら

投稿誌忘れてた.先日「花とら」へ行ってきました.
フォロワーさんと花とらの話が出たので.
 友人達と4人で
お通しはつみれ.
 下仁田ネギの煮物.
 お造り
 サバの一夜干し
 キノコの炒め物
 マツタケ
 砂肝の天麩羅
 サンマと三つ葉の天麩羅
 毎度の酒盗とクリームチーズ
牡蠣フライ
人数が多かったので,いつもより品数が多く食べられました.

献血に行こう!

検査目的の献血からHIV感染が出たわね.
日赤は「検査目的の献血は止めてください」と言うけど,「検査目的の献血はHIV検査に有効」とはっきり分かったから逆効果でしょ?
保健所で匿名無料の検査が受けられると言うけど.場所によって違うけど「月に4日だけ,事前予約が必要です,ここまで来て下さい.結果聞きに後日また来て下さい」じゃ,誰が行くか!だわよね.
フラッと立ち寄ってとりあえずイムノクロマトで結果が出るような検査所を「献血ルーム」に付属させれば良いじゃ無い.
それと,賢いヲカマはWindow periodのこと知ってるから「先月の15日にエッチしたから,来月検査に行く」ぐらい気をつけてます.
それと,おノンケのほうが知識が無いから下手に感染を知ると,自暴自棄になって撒き散らかしたりします.
有名人がバタバタ死んだ80年代ならともかく.今の時代AIDSなんか「治らないけど死なない病気」であって,「匿名検査」する必要なんか無いのだけど.
結局「保健所でこっそり匿名検査受けて下さい」という日赤がHIV差別の諸悪の根源なのね.
あたくしは何時でもWindow periodの可能性があるので検査できません.だから献血もしません.

2013年11月23日土曜日

ウォールフラワー☆☆☆☆

2013年11月23日 ウォールフラワー☆☆☆☆

オペラの後,シャンテで.
良くあるメンヘラ映画ですが,登場人物がきれいな坊ちゃんお嬢さんなので何とか見られました.
メンヘル,ボッチの男の子が高校に入り,エキセントリックな「連れ子同士の兄妹」と知り合い,ハチャメチャやりながらも元気になるまでの話です.

フィデリオ☆☆☆

2013年11月23日 フィデリオ☆☆☆ 於 日生劇場

レオノーレ・・・・・・・・小川里美
フロレスタン・・・・・・・成田勝美
マルツェリーナ・・・・・・安井陽子
ロッコ・・・・・・・・・・山下浩司
ドン・フェルナンド・・・・木村俊充
指揮・・・・・・・・・・・飯守泰次郎
演奏・・・・・・・・・・・新日本フィルハーモニー交響楽団

まず,オペラ劇場としての日生劇場は,もう終わってます.こけら落としもベルリン・ドイツ・オペラのフィデリオで,今年開場50年,記念公演らしいけど,都心ですら東京文化会館ぐらいしかクラシック用ホールが無かった開場当時ならまだしも,良いホールがゴロゴロしている昨今,こんな響かないホールでオペラやっても,歌手やオケの欠点ばかり目立ってしまいます.
で,里美ちゃんはもの凄く良かった,強い声も出るし,声のコントロールがしっかりしていた.見栄えも宝塚の男役のようで格好良かった.
オケは音が全く混じり合わない,もの凄いオンな音.1960年代のステレオ録音みたいに,楽器の位置が解りすぎる.これはホールが悪い.ドン・フェルナンドが木村俊充センセとは豪勢.
ところが,フロレスタン,声が伸びない,詰まる,全然響かない.もちろんホールが悪いこともあるけど,年を取ってビブラートがコントロールできなくなった歌手のような声.
演出はこの間新国でカルディヤックを演出した人.同じように照明を色々使った演出はきれいだけど,歌手が棒立ちで演技が少ない.おまけに次期新国監督,飯守センセがレオノーレ第三番を入れたから間延びすることすること.
新国で見たときは面白かった「フィデリオ」だけど,今回は楽しめませんでした.

2013年11月20日水曜日

伊賀越道中双六☆☆☆ 於 国立劇場

2013年11月17日 伊賀越道中双六☆☆☆ 於 国立劇場

この間文楽で見たのと同じ話なのに,なんか違う.
藤十郎さん,声聞こえない.
義太夫が多くて良かったけど,台詞が多すぎて面白くない.歌舞伎も字幕出してよ.
その後でバックステージツアー.
国立劇場の担当者,尺貫法知らない.「盆は何間ですか?」と言ったら「約20メートルですから,11間(かん)です」と言いやがった.新国のスタッフでさえ(Staffという演出家集団の会社が雇われでやってる)「オペラパレスは10間(けん),中劇場は9間」と即答できるのに.
盆を回してくれたけど「上廻し,下廻し」説明せず.新国は説明してくれたけどね.
国立劇場,袖が狭い,タッパが無い.日本の劇場はこういった狭い空間でどんでん返しとか,盆とか,振り被せみたいな「技能」で場面転換してたのよね.日本人の工夫って凄い.今ではヨーロッパの劇場でも「盆」は普通だし,振り被せ,振り落としは「カブキカーテン」と言われてるし,新国のバレエ芸術監督,ビントレーが「パゴダの王子」で「国芳」イメージで散々使ったし.
「花道のフットライトを踏まないで下さい」あのね,「フットライト」って日本語で「脚光」って言うのよ.「脚光を浴びる」の「脚光」 

 

2013年11月17日日曜日

バレエ・リュス ストラヴィンスキー・イブニング☆☆☆☆☆

2013年11月16日 バレエ・リュス ストラヴィンスキー・イブニング☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

火の鳥
火の鳥・・・・・・・・・小野絢子
イワン王子・・・・・・・山本隆之
王女ツァレヴナ・・・・・寺田亜沙子
カスチェイ・・・・・・・マイレン・トレウバエフ

アポロ
アポロ・・・・・・・・・福岡雄大
テレプシコール・・・・・小野絢子
カリオペ・・・・・・・・寺田亜沙子
ポリヒムニア・・・・・・長田佳世
レト・・・・・・・・・・湯川麻美子

結婚
花嫁・・・・・・・・・・本島美和
花婿・・・・・・・・・・尾口邦明
指揮・・・・・・・・・・クーン・カッセル
演奏・・・・・・・・・・ 東京フィルハーモニー交響楽団

ストラヴィンスキーの作品だけど,作曲年代が違うから曲調が同じ作曲家とは思えないし,振り付けもフォーキン,バランシン,ニジンスカ.面白かった.故障続きで,最近はドン・キホーテやシンデレラのお姉さんみたいなキャラクテールばかり踊っていた山本隆之が,久しぶりに王子役.格好良かった.
火の鳥は以前に見たことがあるけど,最後にこんなに感動できるとは思わなかった.
アポロは新古典主義の作品なので,弦だけ,曲も何となくネオバロック.ほとんど装置の無い振り付けは,いかにもバランシン.雄大くんがトン太郎化しているのが気になったけど.
そして,結婚はまるでオルフです.ピアノ4台と打楽器中心のオケ.ソリとコーラス.
ニジンスカだから「春の祭典」な振り付け.主役はほとんど動かない.でもとても楽しめる作品でした.
休憩時間が35分,25分と長かったのは,ピットの配置に時間がかかるから.火の鳥はフルオケ,次のアポロは弦楽で,ピットが空いたときにピアノを運び入れ,最後にピアノを配置し打楽器を並べる.大勢の観客がピット覗いてました.
結婚はもう一度みたい作品です.

朗報
2007年にマリインスキー版の上演権が切れて,以降上演されなかった「眠れる森の美女」,来シーズン新制作されることが決まりました.
お楽しみに.

2013年11月15日金曜日

ターナー展☆☆☆☆☆

2013年11月15日 ターナー展☆☆☆☆☆ 於 東京都美術館

あれ?改修後の東京都美術館って初めて?あら,入り口が前とは違う場所にある.
で,今日は金曜日で,夜8時まで開館です.空いてます.といっても先日の群馬県立館林美術館よりは混んでます.
ターナーというと,例の自画像が有名ですが「小さーーーーい」のにビクーリ.ミュッシャと同じで,小さな水彩画は,ホワイトが入っている作品も多いので,印刷のほうがきれいかも.
でかい作品は見ものです.晩年の作品はモネの最後のほうの作品みたいに「見えない」作品です.
行列する趣味がある人は,休日に行くことをお勧めします.その趣味が無い人は金曜の夕方以降がお勧めです.

清須会議☆☆☆☆☆

2013年11月14日 清須会議☆☆☆☆☆
面白い面白い.本能寺の変の後,織田家の家督を誰に継がせるかで大もめ.ところが,登場人物が,落語の「松曳き」並にどいつもこいつもバカ揃い.妻夫木演じる信長の次男,信雄は筋金入りのバカ.陰謀,さや当て,結局,美味しい思いをしたのは秀吉と,お市の方に横恋慕して結局結婚した柴田勝家だけか?
尺は長いけど,CGを駆使したタイトルバックやセット,飽きません.見ているだけでも「きれいな風景」
松山ケンイチ,天海祐希,西田敏行,染谷将太,チョイ役です.豪勢.
織田家の男はみんな「鷲鼻メイク」です.勘九郎,巳之助,梨園からの参加です.さすがは三谷幸喜.お方様たち,置き眉,鉄漿付けです.最近では珍しい.
テンポが良いから飽きないです.
お勧め.

2013年11月9日土曜日

Le Noir The Dark Side of Cirque☆☆☆☆☆

2013年11月9日Le Noir The Dark Side of Cirque☆☆☆☆☆ 於 Club Ex

聞いたことない箱だと思ったら,かつての吉本劇場ね.円形劇場のように椅子が並び,中央には直径4メートルぐらいの円形舞台と花道だけ.この雰囲気・・・・・そうキャバレー.昨年東京で初演した作品.
で,「大人のCirque」なんだけど,演目事態は通常のCirqueとそれほど変わりません.全ての男子がストリッパーのように上半身裸で(内一名はハイヒール着用),女子は網タイツ,ガーター,巨乳なだけ.
確かに演目もそれなりにエッチな内容になってますが,「大人」と言うほどではありません.音楽は録音です.
それにしても,あの狭い舞台の上でよくもまあ.しかも,最後の演目,ローラースケートは,さらに直径2メートルほどの床を乗せての演技.
クラウンの客いじりも面白いし,差し金,振り落とし,扇子,歌舞伎の手法もたっぷり,
とにかく楽しいです.

2013年11月4日月曜日

山口晃展 画業ほぼ総覧☆☆☆☆☆

2013年11月4日山口晃展 画業ほぼ総覧☆☆☆☆☆ 於群馬県立館林美術館

北千住から特急りょうもうにのって館林へ.館林と言えば「分福茶釜」
ま,お約束.


いえ,ここは皇后陛下のご出身である「正田一族」の支配地.日清製粉,正田醤油.
 駅前の観光案内所前から,循環バスで30分,バス停から歩いて15分ほど.
目的地はここです.
群馬県立館林美術館.

あたくしがオリキになっている山口晃.

まー美しい美術館,まー美しい展示.
山口晃さんってなぜかあまり都心部で展覧会してくれないのよね.9月も新潟だったし,2009年は大山崎山荘だったし.
所縁のある群馬県だから,かなり大がかりな展覧会です.
なんでこの人と波長が合うのかと思ったら,この人,院卒業後,しばらく会田誠のアシスタントしてたのね.
美術館付属のレストランでいただいたハッシュドビーフ.ソースが美味しいから,ライスの上のガーリックチップは要らないかも.でも美味しかった.

循環バスは一時間ごとに来ますが,美術館まで来るのは数本しかありません.基本はバス停から歩きです.


11時20分頃付いた館林,観光案内所のおねいさんが「次のバス14時台なんですよね」「え?」「バスはありますが,美術館まで停留所から歩きます」「どれくらい?」「15分ぐらいです」なんだ,で「11:35分発のバスに乗りました」
田舎の方にとって「徒歩15分」って「果てしない距離」らしいけど,東京の人間にとって徒歩15分なんて「隣の家に行く」ていどのこと.東京人の健脚舐めるなよ.しかも平坦で舗装された遊歩道のような道.歩いていて気持ちいい,気持ちいい.
もう一度見に行きたい展覧会でした.図録は12月に出るそうです.予約しました,送料込みで2000円ほどのお手軽価格がうれしい.