帰国

空港へのドロップオフ，集合時刻は，早朝の4:45分．車で十分ほどで空港着． 
免税店は開いているものの，買いたい商品もなく．

おめざのビールが6ドルとボッタクリ価格．

ラウンジも空いていないので，待合室で時間潰し．

G&Tをいただき

オムレツ，これも美味しかった．

さよなら，サイパン

帰国です．この日はMySOSとVJWの切り替えの最中だったのですが，どっちからでも「検疫」で表示されるのは同じ画面です．

帰国後「機内モードを切り，WIFIを探し，（公共のWIFIなら「繋ぐ」をクリックし）つながった確認をし，VJWのページを表示」まで，結構手間がかかります．青い画面を見せれば後はスイスイ行きます．
税関は，荷物ピックアップ後，顔とパスポートとQRコードを認証し，出口でもう一度顔認証で終了ですが，たまたまタイ航空の到着と重なったため，窓口の方が空いているようでした．

PIC

グアムやサイパンにはパシフィックアイランドクラブ（PIC)というレジャーランドがあって，プールやらスライダーやら，一日楽しめるところなんだけど．ホテルの人に連絡してもらって「一日パスはあるか」と聞いたら，やっているとのこと．で，行ってみたら「利用できるのはPIC宿泊客とサイパンローカルだけ」と断られてしまいましたが・・・・・

帰ろうと思って帰りのタクシーコールをお願いしたら，奥から出てきた男性が「本来ならご利用いただけないのですが，サイパンにいらっしゃったということはワクチン証明書もお持ちであろうし，せっかく遠くから（日本から，サイパンの北部から）いらしたので，特別に入場を認めます．
ということで$80で利用させてもらうことに．

プールサイドのバーでマイタイを．

11月の頭だったので，まだハロウィンの飾りが．

素敵なライフガードのお兄さん．背中部分に諸注意（走るな！，飛び込むな！）が書いてあったので，読んでるふりしてジロジロ眺めてしまった，
日光浴なんて21世紀に入って初めてじゃないかしら？

三年ぶりの海外2

びっくりした．サイパンの廃墟化．鬼怒川温泉か，回復前の熱海かってぐらい．

免税店の開店は午後一時．閉店は7時．

なんとか徒歩圏内に酒が飲めて食事ができる店を幾つか見つけました．

夕陽のきれいな座席をお願いして．

お食事

慰問

さて，今日は日本人の慰問に行くことに，現地ガイドさんの案内で．
ガイドさんは，日本で旅行代理店にお勤めで，その内気に入ってご家族で移住したとか．
「今日はどんなところにご案内しましょうか？」というので「英霊の慰問が目的」ということでそっちの方へ．色々お詳しかったのですが「こっち来たときはなんにも知らなかったんです．慰問団なんかのご案内をするうちに覚えたんです」とのこと．

上皇，上皇后陛下が天皇陛下でいらしたときに，この位置からこの方向で慰霊なさったそうです．

いろいろな慰霊碑が建っています．

ガイドさんがお線香持参だったので，あちこちでお線香を手向けることができました．

砂糖王松江春次の像，現地の開発にも尽力しました．

マウイにもありますが，サトウキビ産業が盛んな頃は列車も走ってました．

三年ぶりの海外

 先月は，欧州でクルーズする予定を組んでいたのですが，日本の水際対策の緩和やら，クルーズの防疫緩和やらが面倒くさくなってキャンセルしました．幸い支払済の旅費等はほとんど戻りましたので，収支はそんなに損してません．
で，リベンジとばかりに他の観光地に行こうかと思ったのですが，航空便の回復もまだまだ，幸い9月にUAの定期便が就航再開したサイパンに英霊の慰霊の旅に行くことにしました．
前回サイパンに行ったのはバブル真っ盛りのときで，ビーチ沿いにホテルが並び，なおかつ小さい島なので，食事も買い物も徒歩圏内とかなり便利だったし，ミニチュアハワイのようだった記憶が．
ところが，ここ数年，台風によるインフラ崩壊やCovid19の影響で，日本からの観光客はゼロに近いぐらい減りました．UAで検索したら，ビジネスクラスでもかなり安かったので予約．

飛行機は深夜便だったので，ラウンジで時間潰そうと思ったら，United ClubはTemporary closed．スターアライアンス提携航空会社も「出発便がないから閉まる」空港内の飲食店街も全部閉店．
悩んでいたら有料のラウンジがかろうじて利用可能でした．
軽食とワインで一息．

飛行機はオンタイムで出発．

事前に機内食のアサインメールも来ていたので，アサイン済み．

ウェルカムドリンクがオレンジジュースかよ？

前回も思ったけど，機内食がGate Gourmetになって，絶対に美味しくなった．

G&Tも貰って．
サイパンの入国にESTAは必須ではありませんが，無いとEDカードの記入が必要だったり面倒です．できれば申請しておきましょう．

今回の宿舎はHimawariHotel日本人経営のアパートメントホテルのようなところ．フルサービスはないけど，ベッドメイクや掃除は毎日してくれるし，1階にはスーパーと和食のレストランがあり，このスーパーがコンビニと百均との間ぐらいの品揃えだったので便利でした．ローカルがひっきりなしにくるスーパーなので地元でも人気なのでしょう．

部屋の広さは十分です．

バスタブもウォシュレットもあります．

このご祝儀袋やぽち袋は現地結婚式組対応なのでしょうか．

焼きそばも売ってました．

あまりにも日本なホテルのスーパーなので，いいちこや日本酒は買えますが，あたくしが好きなジンは徒歩5分のABCストアに行かないと買えませんでした．

客層は長期滞在のダイバーが中心のようで，帰るギリギリまで潜っていたいような人が多かったような．ダイビング用品の洗い場や干場もありました．

空港までの送迎あります．

百貨店展—夢と憧れの建築史

2022年11月19日　百貨店展—夢と憧れの建築史☆☆☆☆☆　於　高島屋資料館

日本の「呉服屋系」「鉄道系」百貨店がどのように発展して現在のようになったかを年表形式で表示した展示．
あたくしのように「デパートの屋上がレジャーランドだった時代」を知っている人間にはとても面白かったし，以前秋葉原界隈を散歩していたら「伊勢丹発祥の地」を見つけて驚いたけど，ちゃんと「発祥は神田」とあったし，大山顕さんが見たら喜びそうな展示ですね．

ある男

2022年11月18日　ある男☆☆☆☆

 出戻りシンママがとある男と知り合い恋仲になり結婚する，新ママの連れ子も「お父さん」と懐き，女子も生まれた．数年後男は事故死．男の過去の話から「伊香保の老舗旅館の次男坊」と聞いていたので，連絡を取り，旅館を継いだ長男が訪ねてくる，そして遺影を見て「これは弟ではありません」
離婚のときに世話になった弁護士に頼んで「亡くなった主人は誰なのか」を捜す．

結局正体はわかり，戸籍転売ブローカーの存在までわかる．
原作を読んでないのでなんとも言えないのですが，「ミイラ取りがミイラになる」エンディングは原作にあったの？

特別展 毒

2022年11月9日特別展　毒　於国立科学博物館☆☆☆

 非常に面白い展示ではあったけど，特に新奇な部分はなく可もなく不可もなくの展示でした．

響きあう名宝 —曜変・琳派のかがやき—☆☆☆☆☆

2022年11月17日　—曜変・琳派のかがやき—☆☆☆☆☆　於　静嘉堂文庫美術館

住友には泉屋博古館，三井には三井文庫からの三井記念美術館，大倉には大倉集古館と，各財閥はそれぞれ独自の美術館を持っていますが，三菱の収集物を収めたのが静嘉堂文庫です．行ってみたかったけど，世田谷の端っこ，実にアクセスの悪いところにあったので行く機会を逃していました．その静嘉堂文庫の美術館部分が丸の内に引っ越し，開館記念に窯変天目が展示されるということで行ってまいりました．そんなに大きな美術館ではありませんが，新しいので見やすいです．

パリ・オペラ座—響き合う芸術の殿堂

 202211月15パリ・オペラ座—響き合う芸術の殿堂☆☆☆　アーティゾン美術館

オペラ座はオペラ座なんだけど，絵画が中心で，建築や作品については申し訳程度だったのが不満．でも，毛利臣雄の衣装はすごかった．たしか「金鶏」も毛利さんだったはず．
それよりこの美術館（旧ブリジストン美術館）きれいになったのね．

お囃子コンサート☆☆☆☆☆

 2022年10月31日　お囃子コンサート☆☆☆☆☆　於　深川江戸資料館小ホール

司会進行は柳家さん喬師匠．
落語のお囃子は関西から入ってきたもの．関東の落語は「お座敷芸」，関西は「大道芸」だから，観客を呼び込むためにお囃子は重要だったとか．だから関西のお囃子は打ち撥が多いにぎやかなものが多いそうです．また，昔は徒弟制度でお囃子さんが受け継がれていたけど，今は国立劇場の養成所でみっちり仕込まれてくるそうです．

色々な咄家のお囃子紹介の中で，三遊亭白鳥師匠の「白鳥の湖」，フルで演奏したのは今回が初めてとか．太神楽に「ふさわしくないお囃子」を付けて調子を狂わせたり，正楽師匠の紙切りにアドリブで音楽付けたりとなかなか楽しませてくれました．

2022年11月20日 ボリス・ゴドゥノフ☆☆☆

 2022年11月20日ボリス・ゴドゥノフ☆☆☆　於　新国立劇場オペラパレス

登場人物多いんで，キャストはここを見てね
今日は長丁場になりそうだったのでスタミナ付けて．

演出の意図が全くわからなかった．
ポーランド国立歌劇場との共同制作，本当ならこの春にワルシャワでプレミエ上演されて初台へ持ってくるはずが，ロシアのウクライナ侵攻によりキャンセル．同時にロシア人歌手の日本入国も大変そうなので大幅にキャスト変更，見事幕を上げられました．
ロシアらしいきれいな曲も多いのですが，話が暗くて長い，更にワケワカメの演出で楽しめるとは言い難い．

大野監督の手兵，都響がピットに入っての演奏は見事でした．