2009年1月31日土曜日

長ネギ

あたくし一人暮らしでしょ,麺類を食べたくなって,薬味に長ネギを使おうと思っても,うちの近所で売っているのは「三本一組148円」みたいなのばかり.使い切れない・・・・
と思うのは「メシマズ」な方々.
あたくしお勧めの「長ネギオンリーレシピ」があるから,長ネギの二本や三本,食い倒せます.
  1. 長ネギを5cmぐらいに切る
  2. 出来れば横に細かく隠し包丁を入れる(長ネギの繊維に対して直角に.これをすると鉄砲を防ぐ事が出来ます)
  3. 鍋にごま油を敷いてネギを放り込み,焦げ目が付くまで焼く
    1. 酒,醤油,酢を適当に垂らし柔らかくなるまで蒸し煮
    2. 酒で蒸し煮して,塩コショウ,一味で味を付ける
    3. めんつゆを適当に薄めて煮る
みたいな事すれば,長ネギの一本や二本,簡単に食べられます.
お酒のアテに最高です.

2009年1月30日金曜日

シェスタコワ三本勝負その3 ライモンダ☆☆☆☆☆

2009年1月30日 ムソルグスキー記念ミハイロフスキー劇場バレエ ライモンダ☆☆☆☆☆ 於 オーチャードホール

ライモンダ・・・・・・・・・・・・・・・オクサーナ・シェスタコワ
ジャン・ド・ブリエンヌ・・・・・・・・・マラト・シェミウノフ
アブデラフマン・・・・・・・・・・・・・アレクサンドル・オマール
クレメンス・・・・・・・・・・・・・・・タチアナ・ミリツェワ
アンリエット・・・・・・・・・・・・・・イリーナ・コシュレワ
ベランジュ・・・・・・・・・・・・・・・デニス・モロゾフ
ベルナール・・・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・マスロボエフ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミハイル・パブージン
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・・・ミハイロフスキー劇場管弦楽団

いやーーーーーー凄い物を見ちゃったかも.なにしろ一番好きなバレエ作品なので,かなりバイアス入ってますが,このプロダクション,物凄い名作ではないかと思います
まず,グラズノフの長すぎる音楽をうまい具合に刈り込んでいて,しかも妙な入れ替えをしていないので,違和感もない.ちょうど良い長さになってます.
オケも,弦が若干頼りないぐらいで,ダメダメなときの東フィルよりはずーっといい音出してました.
で,プロダクション自体は,ボリショイみたいな豪華絢爛バージョンですが,ごり押し力業ではなく,そこそこの金持ち感がとても良い雰囲気でした.
やたらヴァリアシオンが多いライモンダですが,シェスタコワは見事にこなしていました.
登場のシーンは花を拾ってました.
ピチカートのヴァリアシオン,ベールのバリアシオン.そして最後のピアノのヴァリアシオンは,ほとんどマリインスキーの形でしたが,最後のターンでは手を叩いていました.
その割に,ジャンがほとんど出てきません.地味です.
最後のアポテオーズでは新国のシンデレラのようにキラキラ
とにかく退屈しないプロダクションです.次回上演する機会があったら絶対に見逃してはいけません.

再来週からは新国のライモンダが始まります.新国のプロダクションは装置を極限まで排除し,書き割りと照明だけで見せる美しいバージョンです.碓氷悠太くんも出演します.
じっくり較べてみようと思います.

2009年1月27日火曜日

エレジー☆☆☆☆☆

2009年1月27日 エレジー☆☆☆☆☆

アメリカ映画なのに,全くアメリカ臭がしないのは,監督を含めてスタッフが欧州勢だからかしら?とにかく大人の香りの映画です.
大学教授が教え子に手を付けて,しばらく恋愛関係になる,しかし些細な事から疎遠になって2年,再度現れた教え子は乳がんに冒されていた.
おフランス映画でも楽しむような気持ちで行くと素敵な映画です.
感動できる作品ではないのですが,美しい作品です.
ハリウッド映画が嫌いな人にお勧めします.ペネロペ・クルスがきれいです.

2009年1月26日月曜日

公衆無線LANと野良AP

先日都内をお散歩しているとき,結構役に立ったのがLivedoorの無線LAN,LivedoorWirelessのアクセスポイント.山の手線内と近郊のオフィス街なら結構見つかります.西は山手通りの内側,東は隅田川の手前ぐらいならなんとか見つかります.

公衆無線LANの良い所は,GPSが無くても位置情報がつかめるので,ルート検索するときに便利なことです.

iPod touchなら,APに繋がった段階でGoogleEarthかマップを起動して,現在地マークをタップすれば自分の居場所が分るし,地図も見られます.歩いていて方角が分らなくなった時なんか便利です.

WirelessGateのヨドバシプランならLivedoor,Yahoo無線LANが月々たったの380円で使い放題とお得だし.

一方地下鉄で移動するときに便利なのはNTTDocomoの無線LAN,Mzoneです.

Zap

鬼女板の「地方・田舎に行ってびっくりしたこと」スレを読んでいて「何時の時代の話よ!」と驚いていたら,もっと恐ろしいまとめサイトの紹介があった.農家の恐ろしい実態まとめサイトです.

オリジナルは家庭板「農家の暗部」スレです.

デモドリーヌが以前政府系の団体に勤めていたとき(30年近く前)そこのひとつの事業場が南東北にあって,職員の交流があったんですって.そのときに上司に言われたのが「南東北の現地採用の人に食事に誘われても絶対に行ってはいけない.行くと言うことは結婚を了承したことを意味する」ときつく言われたそうです.

で,現地のコネ採用の女子が上京することがたまにあったのだそうですが「男性から話しかけられたらモジモジしなければいけない」と躾けられているとかで,仕事が捗らなくていらいらしたそうです.

そんなの昭和の時代の話と思っていたら,田舎では今もそうなのね.

南東北のあたくしの勤務地でも「現地採用の派遣さん」が同じように男を咥え込むのに必死(ry

2009年1月25日日曜日

Aux Bacchanales

デモドリーヌの呼び出しで,赤坂のAux Bacchanalesへ.ブラッスリーでデナーを.
前菜はアンディーブとロックフォールのサラダ.
アンディーブとリンゴ,クルミがロックフォールの塩味に馴染んで,美味しゅうございました.
あたくしはメインに仔羊のクスクスを.
デモドリーヌは仔牛のレバーを.
ポーションが大きかったので,デセールもフロマージュのパスして,コーヒーとディジェスティフだけをいただきました.

谷中のお散歩

ま,詳しくは谷中のセンセが説明して下さるでしょう.

昨日は天気も良く,気温も10℃前後と,寒さ好きなあたくしにはぴったりの陽気だったので,谷中の町を散策する事にしました.
スタートは千駄木から.
早速,趣のある建物が現れました.震災と戦争で焼け野原になった東京の下町にも火災から逃れたところはありました.谷中,根津,千駄木も火災に会わなかったので,古い家並みが残っています.
三遊亭円朝の眠る全生庵です.
最近円朝の口述筆記本をいくつか読みましたが,いずれも凄まじい名作揃いです.
谷中銀座です.散々テレビで宣伝されたせいか,あっちこっちのお店で行列が出来てましたが,江戸っ子は気が短いから,行列してまで物を買おうとはしないと思います.
旗振りツアーのお客さんもたくさんいました.
下町ってこういう用品店がたくさんあるんですよね.
この後もあっちこっち歩き回って,結局10kmぐらい歩きました.
震災,戦災と言えば,この,全長1km以上に及ぶ長い建物は,隅田川沿いに立つ白鬚防災団地です.
団地脇の河川敷は広大な公園になっていますが,全て防災目的です.
震災等で都心が火の海に成ったときにこの団地で延焼を防ぐように作られています.
河川敷の公園は10万人規模の非難が可能で,避難終了後は団地のシャッターを下ろし,要塞と化します.さらに火が近づいても,放水銃で建物を冷却する事が出来るそうです.
隅田川もこのあたりは既にスーパー堤防化しています.

2009年1月22日木曜日

夕刊フジ平成特選寄席☆☆☆☆

2009年1月22日 夕刊フジ平成特選寄席☆☆☆☆ 於 赤坂区民センター

立川らく次・・・・・・・・・・・やかん
春風亭百栄・・・・・・・・・・・巌流島
立川志らく・・・・・・・・・・・抜け雀
仲入り
立川生志・・・・・・・・・・・・寿限無
柳家花緑・・・・・・・・・・・・不動坊

会場がどこの駅から歩いても10分ぐらいなので,今日はどこから行こうかなと考えて,赤坂から行ったら,失敗.山越えになってしまいました.距離はそんなに無いものの,急勾配が.
で,前座代わりのらく次は,枕が千早振るかな?と思ったら,やかんでした.
前回,最初で最後の栄助だった百栄は,真面目に古典の巌流島を.枕に落語を手術に例えた話があり,前座は二重まぶたの整形手術,次の二つめは包茎手術,中トリは盲腸,食いつきは豊胸手術で,トリは両足切断だそうです.
志らくの抜け雀は,人情噺というよりは笑いをとる方へ.
生志は寿限無の名前を恐ろしく早く,全く噛まずに何度でも言えるのが凄かった.
そしてトリの家禄.枕で永谷園の話を延々と.子供の頃から朝げ夕げで育ったので「本物の味噌の味が分からない子供になりました」
不動坊もほどよい長さで楽しめました.
全般に爆発するほどの笑いがないのが少し物足りなかったかな.

今年に入って三度目の落語会,三度とも堀井憲一郎を見かけました.

2009年1月21日水曜日

贅沢は素敵だ

知り合いが出張でセルビアへ行くとか何とか言ってたので・・・・・・あれ?と思って調べたのだけど,やっぱりセルビアと日本は戦争中でした.イタリアとも戦争中です.

公式には戦争と言うのは「宣戦布告で始まり講和条約で終わる」らしいの.でセルビアは日露戦争のときにどさくさにまぎれて日本に宣戦布告したのに,最後までまったく無視されて,ポーツマス条約のときにも記述が無かったらしいの.だから公式には戦争中.

イタリアは終戦間近に連合国に寝返って,日独に宣戦布告したから,一応戦勝国扱い.で図に乗って日本の割譲まで言い出したから,サンフランシスコ条約のときに呼ばれなかったので,公式には戦争中.

このサンフランシスコ条約のときに,呼ばれもしないのに戦勝国扱いしてほしいニダと言ったのが斜め上.もちろん「お前は日本と戦争したわけではないだろ」と拒否



それにしても,戦後のすさまじいまでの賠償金を払っても存続できた日本って,すごい国なのね.

戦時下ですので,あたくしは「欲しがりません明日までは」「贅沢は素敵だ」を行動指針にしたいと思います.


2009年1月20日火曜日

感染列島

2009年1月20日 感染列島
中二病です.じゃなきゃ携帯小説.
この映画作った人間の知能指数は中二以上ではないでしょう.いえね,先日Cypressの奥さまが「医学的にどうのこうの言う以前にどうしようもない映画.ぜひ見なさい」ということなので,ポイント使ってタダで見てきました.
いやーーーーー久しぶりの星ゼロ!いわゆる「あまりにも出来が悪くてすっきりした映画」です.
ウイルス研究しているとか言うデブの車には北村敬先生訳の「医学ウイルス学」の本も見えたのに.
最初っからどう見ても新型インフルエンザじゃないって展開なのに「新型インフルエンザ」と騒ぎ出すし,鶏舎のオーナーは,まだ何にも分かってないのになぜか責任感じて首括るし,医者も看護婦も衛生観念まるでゼロで,そこで外すか?のタイミングでマスクを外すし.
で,結局インフルエンザではなく未知のウイルス病だったみたいなのだけど,なぜか東京が廃虚と化していて「病気よりライフラインの断絶のほうがやばいんじゃないでしょうか」だし,そんなライフラインがぼろぼろなのに隔離病棟と化した病院のリネンは不足しないみたいだし,そこら中患者だらけだというのに赤十字は機能しているようで,輸血する血液が不足する様子は見られないし.
医者はそろいも揃って感情的で,常識より感情を優先する不適格者だし,だからトリアージが機能しないで大騒ぎになるし,主人公の医者は,なぜかその最濃厚感染地域から簡単に海外へ調査に出かけちゃうし,平気で帰ってくるし,監督の頭に「検疫」という文字はなかったみたいだし.
もう,本当に中二病な内容です.
ま,あたくしなんかは「絶対にこんな風にならない」って自身持って言えるから.
で,この病気,エボラ並みに全身から出血するんだけど,主役クラスになると,なかなか感染しないし,感染してもほとんど出血しないで死ねます.早くは悲惨な最期を遂げます.
最後のほうで血清療法を試そうとするときに「だから血清使えって言っただろう!」と怒鳴りたくなりましたが,素人でもそれぐらい考えます.
で,血清打つと,心停止からでも数分で回復します.
すっきりするぐらいの駄作ですから,お勧めです.特に脳みそ中二以下の人には.

2009年1月18日日曜日

新国立劇場 蝶々夫人☆☆☆☆

2009年1月18日 蝶々夫人☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

蝶々夫人・・・・・・・・・・・カリーネ・ババジャニアン
ピンカートン・・・・・・・・・マッシミリアーノ・ピサピア
シャープレス・・・・・・・・・アレス・イェニス
スズキ・・・・・・・・・・・・大林智子
指揮・・・・・・・・・・・・・カルロ・モンタナーロ
演奏・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団

初めて見たときにはギョッとしたプロダクションも,見慣れるとあまり違和感が感じられなくなるものです.
まず,歌手がよい!ババジャニアンはマリインスキーバレエの名花,アルティナイ・アスィルムラートワの若い頃によく似たアジア系の顔だし,着物の動きもおかしなところはありませんでした.声もきれいで良く響いていたし,表現も十分でした.次に良かったのはシャープレス.イケメソだし,ciociosanに「ピンカートンは米国で結婚した事」を伝えようとして汗,汗なところが可愛かったです.そしてスズキも良かった.
東響も良い音を出していました.
好きなプロダクションではないけど,子役がうまかったので今日は感動すら感じました.
星のうち半分はババジャニアンの歌と演技にさし上げます.
指揮者,お前歌いすぎだ.場面によっては歌手より聞こえたぞ!

2009年1月16日金曜日

シェスタコワ三本勝負その2 海賊☆☆☆☆☆

2009年1月16日 ムソルグスキー記念ミハイロフスキー劇場バレエ 海賊☆☆☆☆☆ 於 オーチャードホール

メドーラ・・・・・・・・・・・・オクサーナ・シェスタコワ
ギュリナーラ・・・・・・・・・・タチアナ・ミリツェワ
コンラッド・・・・・・・・・・・アルチョム・プハチョフ
アリ・・・・・・・・・・・・・・イーゴリ・コルプ
ランケデム・・・・・・・・・・・デニス・モロゾフ
ビルバンド・・・・・・・・・・・アレクサンドル・オマール
指揮・・・・・・・・・・・・・・ミハイル・パブージン
演奏・・・・・・・・・・・・・・ミハイロフスキー劇場管弦楽団

所詮海賊です.お姉ちゃんが着替えては踊り着替えては踊る.ストーリーも子供だまし.楽しい作品ではあるけど,間違っても感動できる作品ではない.でもシェスタコワが凄かったんです.二幕の例のPDD,と言うかPDTrois.これだけで星五つ.
アダージョでシェスタコワが出てきたらもう空気が違うんです.
ま,最後のヴァリアシオンの,足を交互にパッセするやつ(なんて言うのかしら、ライモンダの最後のヴァリアシオンにもあるやつ)がちょっと覚束ない部分があったけど,とにかく指先からつま先まで,姿勢がきれいで,ポアントのノイズもないし.
で,最後の32回フェテは始めのほうはダブルを入れて,途中から(初めて見るテクニックでしたが)回転軸をずらす,何と説明して良いか,フェテで400度ぐらいまわって首を切る,正面向いていた顔がまわる度にゆっくりとまわるというグランフェテを見せてくれました.
この劇場のプロダクションでは,終幕はパシャの屋敷ではなく,パシャの船の上です.オダリスクのPDTもあっていよいよLe jardin animéへ.聞き慣れないヴァリアシオンもあったけど,もしかしてボニングのCDに入ってたかな?
さて,今日のオケ,しっかりダンサーに併せていたけど,この曲ってこんなに勇ましかったっけ?と思うほど金管と打楽器が騒いでた.
ギュルナーラのヴァリアシオンはザベルの作曲で,ザベルはマリインスキーの主席ハーピストだったから,ハープ主体で描かれているはずなのに,ハープが聞こえないぐらい金管が吼えてました.
メドーラのヴァリアシオンはトルベツコイのバレエにドリゴが加えた曲のようです(Wikipedia英語版より)
脳みそ使わないバレエは面白いわ.今日はシェスタコワだけで満足.お腹いっぱいになりました.
客席に西島千博さんがいました.おうつくしー.西島さんの裸を見るためだけに三軒茶屋まで映画を見に行った事を思い足しました.
締まりのない笑顔を振りまいてました.なんと美しいお姿.まだお若いのだから,もう一度ぐらい新国の舞台に立ってもらいたい物です.

2009年1月14日水曜日

ヘタリア

ヘタリアって言うネットで書かれている漫画があるのよ.登場人物は擬人化された世界各国の人たちで,思い切りステレオタイプに書かれているの.BLテイストっぽい部分もあるけど,世界史を面白おかしく、分りやすく書いているまじめな漫画なのよ.

こんどCSでアニメになるらしいの.そしたら斜め上の国から「韓国をおちょくるキャラが出てるニダ.放送中止するニダ,謝罪と賠償を」と火病ったらしいの.

それに対するCS(キッズステーションだったかしら?)の回答「チョンは出てきませんから」

読んでみれば分るけど,この漫画の登場人物は全員恐ろしくステレオタイプ化,擬人化された国家で,そもそもヘタリアと言う名前も,「ヘタレなイタリア」をおちょくるためのタイトルだし,思い切りおちょくられてるイタリア人やアメリカ人が文句言うならともかく,ほとんど出てこない鮮人がなんで文句言うのかしら?自意識過剰だし,日本人は基本的に鮮人嫌いではなく,もはや笑韓・呆韓・無韓だろうし.

朝鮮人の考える事は本当に理解不能だわ.

で,あたくしも鮮人が火病起こすなら名作に違いないと思って読み始めたのよ.とても素敵な作品です.

歴史の勉強になるし.

2009年1月13日火曜日

富士山

仕事帰りに撮った富士山.きれいだわ.

2009年1月12日月曜日

月例柳家三三独演☆☆☆☆☆

2009年1月12日 月例柳家三三独演☆☆☆☆☆ 於 国立演芸場

鈴々舎わか馬・・・・・・・・・千早振る
柳家三三・・・・・・・・・・・宿屋の仇討
仲入り
柳家三三・・・・・・・・・・・文七元結
宿屋の仇討だけはネタ出し.
わか馬の千早振るは特にどうという事もない内容.
宿屋の仇討では小三治をくすぐったり,枕も面白かったです.でもすぐに「言葉が過ぎました」と謝ってしまうところが今ひとつ.もっとはじけろ三三.
で,仲入り後,枕もほとんど無しに羽織を脱ぐと文七元結のはじまり.
先週の後半だけと違って,今日は出だしから.長くなるなと思ったら,正味一時間の長丁場.
しかし,またも泣かせて貰いました.

アサヒる

「ネットの情報は嘘ばかり」と言いたかったテレビ朝日.ネットに嘘を暴かれてしまいましたね.
すでにまとめサイトが出来ているようです.
http://www19.atwiki.jp/usobuster/

で,火消し部隊活躍
51 名無しさん@九周年 [sage] Date:2009/01/12(月) 10:52:40  ID:NYwdVCHr0 Be:
616 名前:名無しさん@九周年 [sage] 投稿日:2009/01/12(月) 10:07:03 ID:vOtQ5t9e0
ブログが実際にあったのは事実なのだから
そんなに騒ぐほどの事でもないのでは?

678 名前:名無しさん@九周年 [sage] 投稿日:2009/01/12(月) 10:12:15 ID:vOtQ5t9e0
テレビと違ってネットにはいかに嘘情報が多いか
という事がこの番組の言いたいことでしょ。
そういう本質から目を逸らすのがいかにも2ちゃんねるらしい。
木を見て森を見ずというか…

710 名前:名無しさん@九周年 [sage] 投稿日:2009/01/12(月) 10:15:17 ID:vOtQ5t9e0
>>620
それは取材に非協力的な態度を取る視聴者側に問題がある。
ヤラセは視聴者が作り出したといいっても過言ではない。

742 名前:名無しさん@九周年 [sage] 投稿日:2009/01/12(月) 10:19:07 ID:vOtQ5t9e0
>>681
撮影許可が得られてないから開示不可能

792 名前:名無しさん@九周年 [sage] 投稿日:2009/01/12(月) 10:24:42 ID:vOtQ5t9e0
何が何でも限られた時間内に取材して編集して完パケを放送局に納品しなきゃいけないの。
納期遅延は絶対にありえないの。放送に穴を開ける事は出来ないから。
ここにいるニートにはそういう事情なんてこれっぽちも分からないだろうけどね。

815 名前:名無しさん@九周年 [sage] 投稿日:2009/01/12(月) 10:27:56 ID:vOtQ5t9e0
>>809
だから捏造じゃないから。

861 名前:名無しさん@九周年 [sage] 投稿日:2009/01/12(月) 10:32:16 ID:vOtQ5t9e0
あまりソースソースって追求するのもどうかと思うが。
故永田議員の例もあるしね。
何にしろブログがあったのは事実。
これ見ても業界の方々はメディアリテラシーが低いのが分かりますね.チャネラー=ニートと言う発想.
チャネラーのメインストリームは30-40才のサラリーマンらしいのだけど.
ブログがあったのは事実よ,それは分かっているわ.・・・・だって作ったのだから.
なに?「非協力的な態度をとる視聴者」って上から目線.自分の立場分かっていないわね.
あなたたちマスコミの中の人はネットの人間にはバカにされているから非協力的なのよ.分からないのかしら?痛いわね.
あ,製作会社は「あるある」と同じところね.こちら
http://nonpro.co.jp/
Wikipediaにも「情報整理バラエティ_ウソバスター」項目がたってるわね.
「うそはうそと(ry」

ま,今回のネットの反応は「あーあまたやっちゃったよ,頭悪いな」なんだけど.
誰もテレビ如きに「ネットの嘘」が分かるとは思っていませんから.
朝鮮人の考える事は本当に理解不能だわ.

2009年1月11日日曜日

お食事

映画館から出ると,デモドリーヌから電話「今どこにいるの?」
「日比谷」「丸ビルにいるけど」で丸ビルに向かいました.
昨年の夏にも行った豆腐料理のお店へ

豆乳のポタージュ.美味しゅうございました.
おばんざい,九条ネギと赤コンニャクのぬた,生麩の和え物,あげと春菊のお浸し,生湯葉.

あげの田楽

湯葉と豆腐のあんかけ
湯葉のカリカリサラダ
揚げ出し豆腐
ゴボウの炊き込みご飯.
丸の内は,松が開けた後もイルミネーションがきれいです.

英国王給仕人に乾杯!☆☆☆☆☆

2009年1月11日 英国王給仕人に乾杯!☆☆☆☆☆
20年ほど前高田馬場の名画座で見た「スイート・スイート・ビレッジ」,見終わった瞬間に「なんて可愛い映画なんだ」と感動したものです.その監督イジー・メンツェルの新作です.
おーー配給はフランス映画社か.
「スイート・スイート・ビレッジ」同様,かわいらしくて,脱力系で,頑張らない作品です.
共産党の再教育センターに15年服役するはずだったヤンは,恩赦で14年9ヶ月で出所する事が出来た.
居住許可を貰ったズデーテンの廃屋を修理しながら,ヤンは自分の人生を回想する.ところがこの人生が一筋縄ではいかない脱力系.「私の幸運は,いつも不運とどんでん返しだった」のです.とにかく見て下さい.本当に幸せになる作品です.ファンタジーです,リアリティゼロです.

Metライブビュー タイス☆☆☆☆☆

2009年1月11日 Metライブビュー タイス☆☆☆☆☆
まず,瞑想曲を弾いたコンマスのデヴィッド・チャンが物凄い名演奏でした.一番最後のボウイングにちょっと引っ掛かると事があったけど,とても綺麗に弾いてました.幕間のインタビューやカーテンコールにも出てました.
さて,キリスト教徒ではないあたくしは,アナトール・フランスの原作なので,もしかしてタイスは「反キリスト教」の作品なのではないかと思ってしまいます.
音楽として聴いているときには違和感がないのですが,芝居としてみると,アタナエルが「タイスを破戒から救う」なんてのに,すでに「おまえ邪な気持ちもっているだろう」と思ってしまう邪な異教徒のあたくし.ニシアスの事を罵るのも「単なるジェラシーだろうが」と思ってしまう邪な異教徒のあたくし.
突然回心してしまうタイスにも????だし,タイスが神憑りになると反対にアタナエルはどんどん生臭くなる.
最後タイスが幻影を見ながら死んでいくところも,「ヲイヲイこれって狂乱の場?」と思ってしまう邪な異教徒のあたくし.
絶対アナトール・フランスはキリスト教をおちょくるために書いている思うわ.
ルルドの泉へ行って「なんだ義足は一つもないのか」と言ったフランスですから.
で,音楽的には,ロペス・コボスの指揮は非常にバランスが良く,おフランス的に響いていたし,フレミング,ハンプソンのコンビも素晴らしい声でした.特にフレミングはソットヴォーチェが実にきれいでした.タイスにはちょっと暗めの声かもしれないけど,声の表現力は素晴らしいです.マスネーの音楽はとにかくきれいですね.
一方で,演技はと言うと,ハンプソンは良いけれど,フレミングは終始ニコニコと美しく,砂漠を延々と歩いた果てに修道院に入るときも,全然やつれてない.
さて,休憩時間の前後にバックステージが映るのですが,メトの舞台って多面じゃないの?
バックステージ自体はかなり広そうだけど,場面変換も力業だし,新国みたいに主舞台沈めて奥舞台使うみたいな展開は一つもありませんでした.これは昨年見た「ラ・ボエーム」も「連隊の娘」もそうだったけど.
相変わらずカメラワークが最悪です.レールで走るカメラを多用しているのだけど,妙なタイミングで動くから見にくい見にくい.
でも,最新のメトのプロダクションが僅か3500円で,NYとほぼ同時期に日本のシネコンで見られるなんて素晴らしいと思います.
まして,タイスなんかなかなか日本では見られないし.

2009年1月10日土曜日

もう少しTiltshift

構図の良い写真を選べば,デフォルトの設定だけでこんなにきれいなtiltshift写真がつくれます.
今回もこちらのサイトで作ってます.
八丈島

シュノンソー城

2009年1月9日金曜日

つこうた


つこうてみました.Eye-fi shareカード.
付属のカードリーダーに刺して,USBに繋ぐとデスクトップにマウントします.
中にMacOSX,Windows用のユーティリティがあるのでインストールします.
ユーティリティを起動すると設定画面になります.
ちょいちょいちょいと設定すれば完了です.
で,何が出来るかって言うと,デジカメがWIFI対応になるんです.
設定したWIFIネットワーク(あたくしの場合自宅のLAN)に繋がると,SDカードの中身を勝手に指定のフォルダや(あたくしの場合iPhoto)オンライン写真サービス(あたくしの場合はPicasa webalbum)にアップロードしてくれるんです.
便利な世の中になりました.
で,Tiltshiftはプラハと

ブダペストです.

2009年1月8日木曜日

ニコヨン

あらーーー?派遣村報道,なんか変ね.

テレビや新聞言うことが,なんか変.贔屓の引き倒しみたいな報道になってきた.

田中康夫ちゃんは露骨に「あいつら派遣じゃねえ」みたいな事言ってたけど,朝鮮日報新聞は「ボランテアに行ったけど,ほとんどの人が仕事にあぶれた日雇い派遣でかわいそう」みたいな「だったら派遣切りと関係ないだろが(っ`Д´)っ・:∴ゴルァ!!!!!! 」

日本反日協会も「新宿のハローワークに仕事がたんまりあるのに,相談に来る人はほとんどいない」ですって.

結局ニコヨンを使ったお馬鹿さんたちの仕業だったみたいね.派遣切りを追及するデモに「安保」だの「9条」だのの旗揚げているんですもの.

ニコヨンの皆さんも,そんなところで騒いでないで新宿へ行って仕事探せば良いのに・・・・・って発想がわく人はそもそもニコヨンにもならないし,日比谷にも行かないのよね.

日比谷の親玉は「下流搾取商法」が破綻したんで,ニコヨンを何とか行政に押し付けたいらしいわね.

あら,ニコヨンなんて単語使ったら「還暦間近」だってことがばれてしまうわね,ヲホホホホ

それにしても憲法九条はありがたいわよ.これさえあれば風邪はひかない,肩こりは消える,癌も治るし惚けた爺ちゃんも治る.逃げた母ちゃんは戻るし息子の非行も直る.子宝には恵まれるし就職も内定が出る.

なんで日比谷の人たちは「憲法九条」を拝まないのかしら?

Zap

TiltShift写真つーのがここ数年人気ですわね.写真集やら出てますし,最近ではこちらのサイトのようにネットで加工してくれるサイトもあります.

で,自分でホトショップブイブイいわせて使える人は良いのですが,こういうサイトを使う場合のコツは

「加工しやすく効果の高い構図の画像を選ぶ」ことが大事です.

 

シェーンブルン宮殿です.

シェスタコワ三本勝負その1 ジゼル☆☆☆☆☆

2009年1月8日 ムソルグスキー記念ミハイロフスキー劇場バレエ ジゼル☆☆☆☆☆ 於 オーチャードホール

ジゼル・・・・・・・・・・オクサーナ・シェスタコワ
アルベルト・・・・・・・・イーゴリ・コルプ
ミルタ・・・・・・・・・・イリーナ・コシュレワ
ハンス・・・・・・・・・・アレクサンドル・オマール
ペザント・・・・・・・・・タチアナ・ミリツェワ
    ・・・・・・・・・アントン・プローム
指揮・・・・・・・・・・・カレン・ドゥルガリヤン
演奏・・・・・・・・・・・ミハイロフスキー劇場管弦楽団

さて,レニングラード国立バレエも最近はミハイロフスキー劇場と表記するようになりました.
で,あたくしはシェスタコワの追っかけをすることに.オーチャードは死角が多いので,決してオペラやバレエに向いた劇場ではありませんが,幸い2階Lの最高の席が取れました.
見るのは「ジゼル」「海賊」「ライモンダ」です.
特に「ライモンダ」は2006年にマールイで初演されたときから見たかった演目です.
今日の「ジゼル」,演出は2007年ドルグーシンのもの.(ただし装置はその前の演出のもの)
何が違うのか?
ペザントの音楽が耳慣れないような気がしました.それと,コールドのお兄さんたちがやたらとタンバリンを鳴らす?
ミリツェワはちょっと不安定かな?
今回のシェスタコワは狂乱の場で髪を下ろしてました.素晴らしい演技でした.
その後,ジゼルが死んだ後,アルベルトは取り乱す事もなく,ハンスと責任の押し付け合いをして,アルベルトが「殺してやる」ハンスが「上等だ,さあ殺せ」を繰り返し,従者に急かされるように退場します.ま,今日みたいなのなら「へたれ」ではありませんね.
そして,二幕,ミルタのコシュレワがとても良かった.まだ若いのに貫禄がありました.
コール・ド・バレエは相変わらず美しいのですが,最近は新国がデフォなので感激と言うまでには.
そしてシェスタコワ,PDDではザハロワ並みに足が上がるし,かといってザハロワみたいにフワフワしすぎないし,良い表現でした.コルプのリフトがなんか・・・
スカラの幕切れが物凄く泣かせるのに,マールイの演出はジゼルが下手に消えるだけなのでちょっと勿体ない.
とにかく美しい舞台でした.

2009年1月6日火曜日

遂にPicasaが


遂にPicasaがmac対応しました.
まだ英語版だけですが,BloggerやiPhotoとの相性も抜群です.
iPhotoの画像はそのままPicasaに現れるので,ブログにアップしたい画像だけを選んで,
Blog Thisボタンをクリックします.
ブログへのログイン画面が出るので,ID,パスワードを入れたらBloggerのいつもの画面で画像の大きさなんかを調整し,クリックするだけで,


このように画像がアップされます.
んーーー便利.

2009年1月5日月曜日

K-20 怪人二十面相・伝☆☆☆☆☆

2009年1月5日 K-20怪人二十面相・伝☆☆☆☆☆
面白い!ありえねー,な訳ゃねー,な世界ですが,「第二次世界大戦を回避できた架空の世界の1949年の話」ですから,現実感無しでも時代設定強引でもOKです.アニメの名作「鉄コン筋クリート」を思わせる作品です.
抑えた色彩と,細かく作り込まれたCGは素晴らしいものがあります.日本のCGも進歩したな〜.
怪人二十面相にでっち上げられたサーカスの曲芸師が,明智小五郎と奇想天外な対決し,どんでん返しを繰り返しながら,結局は二世怪人二十面相を襲名するまでのお話です.
貧乏長屋の年増をうまく演じた高島礼子,空手もヘリコプターの操縦も「淑女の嗜み」と言い張るトンチンカンお嬢さまの松たか子が好演です.
もちろん主役の金城武は情けない役です.最後に格好付けるのがちょっと何だかな,ですが,やはりいい男です.
監督は長尺な映画をテンポ良くまとめてます.芸術性はありませんが,娯楽作としては,ピカイチの作品です.とても面白い,お薦めの作品です.
追記
映画の中に出てきたテスラーコイルってのは別に珍しいものではありません.一昔前までは普通に真空度の確認に使われてました.

2009年1月4日日曜日

正蔵三三二人会☆☆☆☆☆

2009年1月4日 正蔵三三二人会☆☆☆☆☆ 於 東京芸術劇場中ホール

林家はな平・・・・・・・・・・初天神
柳家三三・・・・・・・・・・・高砂や
林家正蔵・・・・・・・・・・・鼓ヶ滝
お仲入り
林家正蔵・・・・・・・・・・・文七元結(上)
柳家三三・・・・・・・・・・・文七元結(下)

二人会,最後はネタ出しのリレー落語「文七元結」しかも三三はネタ下ろし.
で,前座さんがお正月らしい初天神の蜜団子まで.
三三は「高砂や」でしたが,枕がたっぷりで面白かった.前座時代の話,二つめになってすぐ先代小さんの後にでるはめになったこと,昨年NHKで放映された小三治のドキュメンタリー「真夏の10日間連続公演」ってアナウンスだったけど,三三に言わせれば「普通の寄席出演じゃないか」だそうで「2chに書かないでね」っておまえ勝丸かよ!
正蔵の鼓ヶ滝,うまいけど正蔵,ちょっと噛み気味でした.
仲入り後の文七元結,三三はネタ下ろし,正蔵も一回しかやっていないとか.正蔵の滑舌がいまいちなので,「佐野槌」がさのふじみたいに聞こえてしまう.
で,長兵衛が50両持って吉原,佐野槌から吾妻橋に来るところまでが正蔵,その後から最後までが三三でしたが,泣かされました.橋の上のとっくみあいが思いっきり泣けました.
その後も長兵衛とおかみさんの喧嘩風景他,笑わせるところもたっぷりと.いやー三三はうまいよ.
来週も国立演芸場で三三です.
今年も三三三昧しましょう.

2009年1月3日土曜日

初詣


今年の初詣は根津神社へ.
このあたりは明治の中頃まで遊郭でした.東大が出来るので,遊郭は洲崎へ移転しました.
その頃のイメージを残す建物はもう無いでしょうが,通りを一本入ると,結構趣のある街並みが続いていたりします.
その後,谷中を経由して日暮里まで,とても楽しい散歩コースでした.日を改めてじっくり歩きたいと思いました.円朝のお墓も谷中にあるし.

2009年1月2日金曜日

新年


新年おめでとうございます.
まー,年末は本当に下らないテレビ番組ばかりで,中でもひどかったのはたけしの番組で,「イオンド大学教授」ってのが出てきました.
あのね,まともな大人なら知っているけど,イオンド大学って言うのは由緒正しいディプロマミルで,杉並のラーメン屋のオヤジがやっている「大学ごっこ」で,「イオンド大学教授」なんて出しているのは「私は詐欺師の片棒担いでます」というのと同じだし,まさかテレビ局の中の人は知らないで出した訳じゃないわよね.
で,紅白もろくに見ないで早寝して,昨日はデモドリーヌ宅へお年始へ.
ちょうどCou farciがあったので,これをメインに,NZのスパークリングワインで.

今日のテレビ番組は邦楽がいっぱいなので退屈し無さそう.