2018年8月18日土曜日

銀魂2 掟は破るためにこそある☆☆☆☆☆

2018年8月17日 銀魂2 掟は破るためにこそある☆☆☆☆☆

いやー,やっぱり脳味噌使わない映画は楽しい.
下品でグロテスクでモザイクばかりの画面,著作権アウトだけど,大いに楽しめます.
岡田将生の女装が案外きれいだったり,官九郎が涙鼻水で汚らしかったり.
最後にお涙頂戴があるのが不満ですが,とにかくバカバカしい映画で楽しいです.

2018年8月11日土曜日

カメラを止めるな

2018年8月11日 カメラを止めるな☆☆☆☆

都内2館で上演開始,あまりの人気に徐々に上演拡大,TOHOシネマズが乗り出して,先週辺りから一気に上映館数が増えた,ちょっとカルトな映画.
たしかに面白いけど「木更津キャツアイの焼き直し」じゃね?
最初の30数分,ワンカット長回しの恐ろしく面白くない「ゾンビ映画」が延々と流されて,エンドクレジットが出る.(クドカンならここで巻き戻しが入る)そしてこの監督が「なんで,ワンカットのゾンビ映画を撮らなければならないのか」そして「俳優や女優の我侭」や「諸般の事情」で巻き込まれるトラブル,そしてそのトラブルによって最初の「ゾンビ映画」がクソ面白くなくなる過程がわかる.様々な伏線はきれいに回収されてますが,「やっぱクドカン?」なイメージは拭えません.
くどいほどの台詞回しは,カンペで「トラブル,つないで」の結果.突然の斧もカンペで「斧拾って」
やっぱり「木更津キャッツアイ」なのよね.そして,クドカンの凄さが改めて分かるのよ.

2018年8月4日土曜日

スターリンの葬送狂騒曲☆☆☆☆☆

2018年8月4日 スターリンの葬送狂騒曲☆☆☆☆☆

いやー,もっとおふざけの映画かと思ったら(原作はコミックらしいし)恐ろしいほどにリヤルな映画.まるでドキュメンタリー.
スターリンが死んだらすぐに起こる陰謀,裏切り,暗躍.スターリンのバカ息子はともかく,とにかく「殺す殺す殺す」
未だにあれだけ非難されているヒトラーよりも多くの人間を殺し(毛沢東は更にその4倍殺してます.でもチャンコロだから数は関係ないでしょう)
結局後継ぎは無能なマレンコフに落ち着き,その後Mrニエットと呼ばれたフルシチョフが,さらにブレジネフが.
あたくしはブレジネフぐらいから憶えているけど.
初めてヨーロッパに行ったのはゴルバチョフ時代のアエロフロートだったし.
とにかく恐ろしい映画です.決してコメディーではありません.

縄文

2018年8月3日 縄文 於 国立博物館

あたくしは縄文という時代にあまり重いレはなかったのですが,世の中には「縄文フェチ」がたくさんいます.
で,今回はかなり大きな規模の展示だということで見てまいりましたが,
すごい!面白い! これはアートですよ.実際に縄文の土器というのは実用的ではなく,実際に使おうとするとかなり面倒らしいです.なのになんで?な面白い展示でした.
さらに,最近の東博の携行で,展示方法が面白い.従来の壁際に展示物があって,ゾロゾロ歩くだけではなく,通路の中央や広いスペースに散りばめて展示したり,さり気なく現代アートが置かれていたり,展示方法も面白いです.
お奨め.