2020年11月21日 アルマゲドンの夢☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス
クーパー・・・・・・・・・ピーター・タンジッツ
フォートナム・・・・・・・セス・カリコ
ベラ・・・・・・・・・・・ジェシカ・アゾーディ
インスペクター・・・・・・加納悦子
歌手/ 冷笑者・・・・・・・望月哲也
兵士/ ボーイソプラノソロ・長峯佑典
指揮・・・・・・・・・・・大野和士
演奏・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団
オペラとしてもう一度見たいとは思わないけど，音楽はそれなりに面白かった．特に戦闘場面の擬音とか最後のボーイソプラノソロとか．
でも新作オペラにありがちな「で？」なのよ．
2020年11月19日 461個のおべんとう☆☆☆☆☆
まずこのCMを思い出しました．東京ガスが2011年に出していたロングCM．
いやすごかった．資生堂時代のヒット作，前田美波里を使ったサンオイルのポスターを始め，パルコのポスター，映画や雑誌のポスターや表紙，そして映画（落下の王国もあり）やオペラの衣装．見応えあり！おすすめです．
2020年11月12日 おらおらでひとりいぐも☆☆☆☆
古い因習に縛られた東北の田舎を飛び出し「新しい女になる」と上京した桃子さん，周造と出会い結婚し，二人の子を育て上げ，これから夫と二人で生きて行こうと思ったところで夫が死亡．
図書館と病院以外に行くところもなく，孤独に生きることに．
夫を亡くして寂しい気持ちもあるけど，今のほうが輝いている気もする．
そんな桃子さんの日常を描く映画ですが，ちょっと長いかな？100分ほどに纏めればもっと良かったかも．
映像はきれいです．
2020年11月6日 とんかつDJアゲ太郎☆☆☆
主演の北村匠海くん，共演の伊勢谷友介は「麻薬所持」，伊藤健太郎くんは「轢き逃げ」とトラブル続きでかわいそう．でも健気に．
で，この手のおバカ映画は大好物なのですが，乗れなかった．先日から，同じようなおバカ映画「ぐらんぶる」が配信始まったのですが，このおバカは再度楽しめましたが，アゲ太郎は・・・・・
ただ，「渋谷生まれ渋谷育ち」が案外渋谷で遊んでいないとか，結構垢抜けないとかはわかります．
ただし，もともとの素性を全く消したブラザートムのお父さんや，一時は再起不能とも言われながらも，，見事に再帰して活躍している片岡礼子のお母さんは良い演技でした．
カメオで真剣佑が出てましたが，やっぱり格好いい．
池袋にはそこそこ来るけど，専ら芸劇のある西口と駅前のジュンク堂，西武ぐらいだから，サンシャインシティに来るのは10数年ぶり，迷子になりそうでした．
で，「星座の話はゼウスの浮気備忘録」とか，他のプラネタリウムや神話の本では絶対に聞けない「素股」とか「当時の正常位は立ちバック」とか「オリンピックなどに出るズル剥けの人は，包皮を戻して紐で縛って包茎状態にしなければならなかった」とか
当時の同性愛はショタが基本で同世代の同性愛は異端視されていたとか，ショタの終りは17歳とか．そういえばオルフのカンタータ「カトゥリ・カルミナ」には「あんたのおっぱいでかい，あんたのチンチンすぐに勃つ」という台詞もあったし「アフロディーテの勝利」にも「あんたの愛する兄さんは結婚する，今度はお前さんがお稚児さんを見つける番だ」みたいなやり取りもあったし．
監修が藤村シシン，出演がyouと小峠英二だからかなり下品な話になってます．
最近メガスターばかり見ていたから，映像的には今一つ感もあったけど．
2020年11月3日 罪の声☆☆☆☆☆
今年の7月に開館したばかりのTohoシネマズ池袋で．新宿ピカデリーと同じく，エスカレーターだけで延々と移動する構造なので，入館時間に注意．
グリコ森永事件をベースにしたフィクションですが，見終わったあとに「こういう結末なら良かったのに」と思える作品でした．
紳士服テーラーの俊也，父親の形見の中に残っていたカセットテープと英字で書かれた手帳．そのカセットを聞くと，グリコ森永事件をアレンジした「ギン萬事件」で使われた脅迫テープの子供の声．そしてその声が自分の声だったと気づき，自分の足で父の友人などを訪ねる．
一方大日新聞の阿久津も年末の特集記事のため「ギン萬事件」を調べる．
この二人が出会い，事件の真相が明らかになるが，「そういうことなら仕方ない」的な終末でスッキリとは行かないまでも納得ができる．
