一月の声に歓びを刻め☆☆

 2024年2月21日　一月の声に歓びを刻め☆☆

できの悪いATG映画みたい

• 登場人物の殆どがメンヘラで，鋼のメンタルを持つあたくしはイライラしっぱなし．
• 無駄な長回し．信号が変わってもなかなか渡らない．船が着いてもなかなか降りない，それを延々と映しているから無駄に長い．
• どうもこの監督はレイプ被害願望が強いみたいで，性被害者を必要以上に悪者にしてしまう．レイプされたかったとしか思えない．
• 意味のない手持ちカメラ．昭和の時代ならともかく今の時代スマホ撮影でも手ぶれ補正されるのに，手持ちカメラのブレブレ映像は見辛くイライラするだけ．

カルーセル麻紀の名演技も坂東龍汰の美しい半裸も何もかもぶち壊す作品．
あまりにも昭和なイメージなのにこの監督さん，あたくしよりずっと若いのね．

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。☆☆☆

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。☆☆☆

お涙頂戴の演出はわかります．泣けます．
でもね．令和から昭和20年にタイムスリップした女子高生が，「左利きでご飯を食べることに」誰も違和感感じないのでしょうか？
着物の合わせには追求されましたが．

昭和30年代に生まれたあたくしですら「箸と鉛筆」は右利きに矯正されましたが．

特攻の兵隊さんはそんなに暇な時間が会ったのですか？
ここ数年戦没者の慰霊に心砕いているあたくしとしては「片腹痛い」映画でした．

来月は鹿屋と知覧の特攻平和会館に行く予定のあたくしは．結構苛つく部分がありました．
主演の昭和水上恒司は美しいです．大好きな役者さんです．
何も知らない情弱の若人なら感激するのかもね．

ドン・パスクワーレ☆☆☆☆

ドン・パスクワーレ☆☆☆☆　於　新国立劇場オペラパレス

 

見たからと行って感動するわけでもない，見なくても損しない，聴かせどころも少ない地味なオペラだけど，軽快な場面展開と，派手さはないものの，粒の揃ったコロラトゥーラのソプラノ，マラテスタ役の上江隼人4人の登場人物がみな良い声でよかったです．

特に新国の合唱団，出番は少ないものの演技も含めて最高でした．

身代わり忠臣蔵☆☆☆☆

 2024年2月9日　身代わり忠臣蔵☆☆☆☆

原作者が脚本を書いているので，昨今話題の原作レイプ，原作クラッシャーの不安がない．
ムロツヨシの二役，永山瑛太が，その敵であり「親友」である大石内蔵助．
面白くないわけがない．そのなかにも二人の友情物語と，誰一人悪役がいない設定．森崎ウィンはじめ，若手イケメソ俳優総出演という眼福さ．おすすめです．

罪と悪☆☆☆

2024年2月6日　罪と悪　☆☆☆

 そこそこ面白いんだけど，詰め込みすぎ

• 警察とヤクザが持ちつ持たれつのハードボイルド映画
• スタンド・バイ・ミー的な中二病映画
• どんでん返しのサスペンスドラマ
• 壮絶な復讐劇
• LGBTQのダイバーシティ映画

特に最後の復讐シーンはいらないだろ．