2016年9月22日木曜日

ドヤ家電その2

以前にドヤ家電というエントリー書いたけど,一時ドラム式洗濯機がそうだったわね.
ところがこれ,普及してないのよ.だって,「節水」以外にメリット無いのですもの.
そもそもドラム式洗濯機というのは,
水道水の硬度が高く,洗剤が効きにくい欧州で有効な洗濯機で,いわゆるたたき洗い.
硬度も低く,水も豊富な日本では「生地を痛める」だけの洗濯機.日本なら洗剤液でぐるぐるかき混ぜるだけで十分きれいになるのよ.
最近は家電販売店の店員さんもそのあたりは知っているらしく,決してドラム式は勧めないそうです.ますますドヤ家電化しますね.
後ね,ドラム式を買うなら欧米のように「キッチンに設置」しなさい.

Zap
「最近欧米でFutonが流行っているらしい」って記事をたまに読むけど,あちらで言うFutonって日本で言うソファベッドのような「折りたたみ式ベッド」のことで,いわゆる布団じゃないのよ.間違えないで.

Zap
大雨の風物詩は「川や用水路の様子を見にいく年寄」だけじゃなく,最近は「アンダーパスで水没し亡くなるババア」も追加された模様.
どういう訳かこの手の死亡事故,ほぼ100%中高年の女性.
冷静で普通の知的レベルの男性なら

  • 水没,エンジン停止,ドア開かず
  • 備え付けのハンマーか,レジ袋に入れたコインで窓破壊
  • 室内が水で充填されたらドアを開け脱出
ところが女性の場合
  • 水没,エンジン停止,ドア開かず
  • パニック.とりあえず知人(救急や警察ではなく)に携帯で電話
  • 助けを叫びつつ水死.
なのよね.ま,女性はパニックになったら思考停止,体も硬直がデフォですから(多分本能だと思う.子猫が首筋加えられると動けなくなるように)
でもね,それが災害や犯罪を招いているのよね.
自分で自分を守れないをバカは死んでもかまわないけど.

レッドタートル☆☆

2016年9月22日 レッドタートル☆☆

まさにマスターベーション映画.楽しいのは作った本人だけ?
映像はきれいだけど,だったらデイヴィッド・アッテンボローのドキュメンタリーのほうが綺麗だし,「自然を綺麗に模写しました」以上のものはない.
ストーリーが,あってないようなものなのだけど,ファンタジーとリヤルの線引きが中途半端で,ファンタジーならファンタジーでリヤル感をなくしてほしいのに,微妙にリヤル感がある.
ま,嵐で島に流された男が,脱出を試みるも,なぜか赤い亀に邪魔され,頭にきてその亀を殺すと中から女が現れ,一緒に生活して子供が生まれて,子供は成人して亀に乗って島を出て,男は歳をとって死に,女は亀に戻る.だけの話.
セリフは全く無いけど,「なんでそこで言葉を発しない?」なシーンがいっぱいあるからそれが却って不自然.女は亀の精だから話せないにしても,子供との意思の疎通には言葉がないと不自由するだろ?こいつは聾唖者か?と思ったけど,音には反応してるし.
絶海の孤島に漂着したら,普通は「飲料水,食料,寒さ対策」が一番の問題のはずが,そのへんはサラッと.男も女も子供も服は着ているし「どうやって作った?」
小屋ひとつ作ろうとしないで砂浜に寝てるし,火が燃えるシーンも一回しかでないし,どうやって火を熾した?
その辺が無視できないような作りになっているからものすごく不自然です.
潮がサーっと引いて津波が示唆されるシーン,日本人なら「津波が来る」と逃げるはずだろうけど,欧米人には通じないのか?おまけに津波が来てもボーーーーっと突っ立ってる.
だから感想は「で?」

2016年9月19日月曜日

怒り

2016年9月19日 怒り ☆☆☆☆

住宅地で殺された夫婦,壁には「怒」の血文字.犯人は逃走.指名手配.そして一年.
東京,千葉,沖縄に似ている男が現れる.
東京の男はハッテン場で男に誘われそのまま同棲.千葉の男は漁港で時給800円のバイト,沖縄の男は無人島でこっそり生活.
世田谷殺人事件と市橋達也事件を足して二で割ったような事件.
三人の謎の男達はそれぞれに怪しいし,似ている.ところが映画は三人の生活も殺人事件も全く互いに絡まずに進む.そして最後の最後に「怒」の文字が・・・・・
初めて綾野剛が愛おしく感じられました.チョイ役の高畑充希も非常にいい演技です.
ハッテン場の描写もよくできてますが「あんないい男だらけのハッテン場ありません」から.
妻夫木と綾野剛のセックスシーン,ま,経験がないからしょうがないとは思うけど,ネットにいくらでもエロ動画が上がっているのだから,もう少し勉強せい?かな.
吉田修一作品に出てくる女性は尽く頭が弱くてお股が緩く,見ててイライラするタイプが多いのですが,この作品の女性も「バカ」で「股が緩い」です.ま,最初の殺人の理由もDQNなんですが.
沖縄の少年役,佐久本宝クンの演技がすごいです.
音楽凄いと思ったら坂本龍一でした.

超高速!参勤交代リターンズ☆☆☆☆☆

2016年9月19日 超高速!参勤交代リターンズ☆☆☆☆☆

駕籠も使わず,毛槍も持たず,ひたすら駆けずりまわって参勤したあの貧乏藩,なんと一揆が起きて直ちに藩に戻ることに.今回はさらに金もなく,時間もない.しかも極悪老中の松平信祝の奸計により買えるべき城も乗っ取られ,女子供は人質に.
しかし,さすがは湯長谷藩のお殿様とご家老.見事に奪回するまで.
おバカで痛快な展開が楽しいです.
特に囚われの身の女たちが逞しい逞しい.見終わってすっきりする映画です.
強いて言えばチャンバラシーンが長すぎるので「幾ら何でもその人数でありえない」な点かしら?
もちろん勧善懲悪です.

2016年9月17日土曜日

二期会トリスタンとイゾルデ☆☆☆☆

二期会トリスタンとイゾルデ☆☆☆☆ 於 東京文化会館大ホール

トリスタン・・・・・・・・福井 敬
イゾルデ・・・・・・・・・池田香織
ブランゲーネ・・・・・・・山下牧子
指揮・・・・・・・・・・・ヘスス・ロペス・コボス
演奏・・・・・・・・・・・読売日本交響楽団

装置は簡単だけど,レパートリー公演用なら十分.読響は素晴らしく鳴らしていた,女性二人が特に美しく,二人共メゾなのにきれいな高音が出ていたし,オケの壁を突き破って聞こえてきた.「ワーグナーは分かり難く無くてはならない」みたいな風潮が大嫌いなあたくしには,比較的単調でわかりやすい演出もよい.しかし,いまいち意味不明な部分があり,感激するまでには至らなかった.あたくしはこの作品,新国の「テオリンとツィトコーワ」で見てるから厳しいかも.
しかし女性二人,本当にきれいな高音だった.ソプラノでも行けるんじゃない?
毎度書くけど,本当にワーグナーの作品って生で聞くときれいな作品なのよね.CDやDVDで見たり聞いたりするとすぐに飽きるのに.

ベトナムのお兄さん

ベトナムのお兄さんは可愛い.小さくて愛敬があって親切でキビキビ働いて,見ているだけで気持ちが良い.
あたくしが泊まったホテルのベルボーイ.

Comgaのお兄さん.
さて,書いたとおりWifiの環境は凄く良いです.ただし,自由に使えるフリーのポイントは少ないです.お店に入れば間違いなくあります.気軽に「Can I use WIFI?」と聞けばパスコード教えてくれます.
さて,存分に楽しんだハノイ,帰国へ.

ここにもWifiのパスコードが.



その他に食ったもの飲んだ物

ホテルのすぐ近くにあったカフェレストラン.専らビール飲んでましたが,食事も美味しかったです.朝早くから夜遅くまで開いてます.

ベトナムビーフも美味しかったし.あとで,市内ツアーのガイドさんに聞いたら「あそこのお店は「コム・ガー・ホイ・アン」の名店だと聞いたので.

これが「コム・ガー・ホイ・アン」鳥のスープで炊いた御飯の上に野菜と茹でた鶏をのせ,辛味噌とライム,ニョクマムを混ぜていただきます.美味しかった.

本当だ,Comgaって書いてある.

ベトナム最後の朝,ピックアップの前にベトナムコーヒー.このお店ではエスプレッソマシンで入れてましたが,練乳たっぷりで美味しかった.

でも物足りないからビールも.コーヒー20k,ビール15kです.

上のカフェの交差点を挟んだ反対側のカフェ.揚げ春巻きです.春巻の皮ではなく,カダイフのような皮でした(よそも)

ホテルの朝食.卵料理,麺類はon Requestで頼めます.生野菜,フルーツ,パンの他,炒飯や焼きそばなどもありました.

こんな感じ.

麺も頼んでみました.

市内も観光

市内も観光しました.
護国寺.
迎賓館
昔はこのあたりで観兵式やマスゲームやったのでしょうね.
只今「冷凍保存中のホー・チミン,メンテナンス中」のため閉鎖中のホーチミン廟.
ホー・チミンの話は色々聞いたけど,名前を「チトー」に変えればクロアチアで「蒋介石」に変えれば台湾で聞いたのと同じような内容.
やっと見つけた「鎌と斧」のマーク
孔子廟.ベトナムにも儒教の教えはまだ色濃く残っているようです.
大教会.


中秋の名月近くだったので月餅が.
ところどころ残るフランス時代の建物.


市場.
タンロン水上人形劇場.ここかなりおすすめです.
今晩の夕食は・・・・ツアー料金に込みの食事ですが,かなりの高級店.
メニューです.

生と揚げた春巻.


スースー(蘇蘇)の炒め物.ぐぐったら日本のハヤトウリでした.これは美味しかった.


ハロン湾

次はハロン湾ですが,片道3時間の長丁場です.


船はこんな感じですし.
こんな船もあったり.
まるでライトアップ.
この日はハノイに戻ってから遅い夕飯.


生春巻きに

ポークリブ.

2016年9月13日火曜日

観光地,まずはホアルー,タムコックへ

ベトナムのことホアルー,その近くにある「陸上のハロン湾」と呼ばれるタムコックへ.
日本語ガイド付き,英語ガイドツアー混載でしたが,参加20人が英語ツアー,あたくしだけが日本人でした.途中の案内は英語だけでしたが,今回のガイドさん,きれいな英語だったので分かりやすかったです.
日本語のガイドさんはカ゚ーさん.鼻濁音の「カ゚ー」です.非鼻濁音だと「鶏肉」と言う意味なってしまいます.あたくしは東京の人間なので問題なく発音でき「そうですそうですカ゚ーです.お上手ですね」と言われましたが,関西人には難しいかも.
日本語は10年ぐらい前からほぼ独学で勉強したそうです.
「当時はまともに日本語教えてくれる学校がなかったんです,今はいくらでもあります.」

マイクロバスで高速を約3時間まずはホアルーの古都へ.


このようなお寺です.
続いてタムコックへ.
このような足漕ぎ船で遊覧します.
この辺りは石灰岩質なので,洞窟も



ガイドさんが「船の上で食べてください」と渡されたバンレイシ.種がありますが,甘くて美味しいです.
さて,ハノイに帰ってこの夕食は,ホテルのレセプションのお兄さんがおすすめの「Highway4 Bát Sứ店」へ.モダンなベトナム料理のお店です.



ツナのハーブホイル焼きを.生姜が聴いていて美味しゅうございました.

なぜにハノイ?

今年のはじめ,仕事でベトナムのセイフティーネットについて調べたことがありました.その中で,同僚女史の何人かがベトナムファンで,ベトナムの事情を色々教えてくれました.またネットでもいろいろと調べるうちに興味が湧いてきて.
で,飛行機やら何やら調べていたら,ANAのサイトにとんでもないものが「海外ダイナミックパッケージ旅作
いわゆる「出張パック」の国際線版です.で,ハノイ5泊を検索したら・・・・・なんと奥様,たったの55000円ぐらい.信じられる?国内旅行なみじゃない.しかもアジアなら滞在費が安いから最終的には国内旅行より安くなりそう.
でできたスケジュールは
9/7  HND-HAN
5泊
9/12 HAN-HND



まずは羽田のラウンジで休憩.シップは787-9
今時の飛行機はUSBでの充電ができるのね.

ジントニックを嗜みながら.

機内食はヲカマ飯.


中はこんな感じ.

この旅行には送迎等一切ないので,送迎はVeltraで手配.ANAでも手配できるけど割高です.Veltraで「混載現地語ガイド」なら17USD.距離にして約45km,40分ほどかかりますからかなりお得だと思います.これが日本語ガイドだと32USDほどになります.

泊まったホテルは旧市街のど真ん中に近いIcon 36 Hotel

この辺りにはこのような間口二軒ほどのアパルトマンのようなホテル連なってます.

こんなお部屋ですが,必要な物は揃っているし,近所にコンビニもあったので問題なし.
水道の水が飲めない地域なので,毎日2本のボトルドウォーターが無料で提供されます.
さて,着いた日の感想.
それが前回の書き込みの
  • 暑い
  • エアコン無い
  • クラクション喧しい
  • バイク多すぎ
  • 信号無い
  • 道渡るの怖い
上の動画を見てください.こんな道渡れますか?
ところが,三日目にはスイスイ渡ってました.
さてホテルの近くにはCafé & Restaurantがあったのでちょこちょこビールを飲みに行ってました.

ハノイビール


フォーも.

2016年9月9日金曜日

ベトナム

休暇でベトナムのハノイにきてます。
初日の印象

暑い
エアコン無い
クラクション喧しい
バイク多すぎ
信号無い
道渡るの怖い

最悪でした。
でも、ベトナム人のホスピタリティーや物価の安さ、食べ物の美味しさで、3日目には楽しめるようになりました。
あの危ない道路もスイスイ泳ぐように歩けるようになりました。

ボッタクリはありませんが、商魂は逞しいです。「少し色つけて」とか「負けるからもう一つ」とか。はっきり断れば引き下がりますし、缶ビールを余計に買った時「もう一本は冷やしておいてよ」といえば喜んで冷やしておいてくれました。
こちらが扇子で扇いでいると、さり気なく扇風機をつけてくれることは二度三度ではありませんでした。
こんなクソ暑いとこでオープンカフェ?」
と思いましたが、扇風機の下結構快適でした。

2016年9月1日木曜日

後妻業の女☆☆☆

2016年8月31日 後妻業の女☆☆☆

婚活パーティーで金持ちの寡に近づき,結婚しては命を狙い,財産を相続する「後妻業」の女.ついに疑問を持った遺族が調べ始めると,出るわ出るわ埃の数々.おまけに調査に加わった興信所の探偵には脅迫される.すっきり終わるかと思えば,突如「でも彼女も良い人なのよね」的な終わり方がなんとも消化不良になる映画
尺が長いのに商い映像は良いのだけど,ストーリーがね.