2015年10月5日月曜日

ラインの黄金☆☆☆☆☆

2015年10月4日 ラインの黄金☆☆☆☆☆ 於 新国立劇場オペラパレス

ヴォータン・・・・・・・・・ユッカ・ラジライネン
フリッカ・・・・・・・・・・シモーネ・シュレーダー
ローゲ・・・・・・・・・・・ステファン・グールド
アルベリヒ・・・・・・・・・トーマズ・ガゼリ
ドンナー・・・・・・・・・・黒田 博
フライヤ・・・・・・・・・・安藤赴美子
エルダ・・・・・・・・・・・クリスタ・マイヤー
指揮・・・・・・・・・・・・飯守泰次郎
演奏・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

20年近く前の,ゲッツ・フリードリヒ三回目の,最後の指環をヘルシンキからレンタル.
何しろ前回の東京リングが,大掛かりすぎて一度に一作品しか乗せられないどころか,中劇場を使っても二作品.結局チクルス上演ができないから,演出のウォーナーはへそ曲げてカーテンコールも出ない.お前がでかすぎる装置作るからだろ!
ということで全く期待していなかったのだけど,こじんまりとして,と言ってチンケなところがなく,大変わかり易い舞台で,楽しめました.
装置も最低限,舞台の上下とスモークで綺麗に見せてました.
流石はフリードリヒ.
舞台がゆっくりと昇って,地面の下ニーベルハイムが出てきたり.ものすごく軽いスモーク(in the upper roomで使われるような,すさまじい勢いで登って行くやつ)にレーザー光を当てて隠れ頭巾を表したり.
ヴァルハラ入場のシーンは,ゆっくりと行進する神々を乗せた舞台が,またもやゆっくりと上昇をはじめて,天上に架かる橋を表したり.
それにしてもエルダって役は「いいところを持っていく役」ですね.
ワルキューレ,ジークフリート,神々の黄昏と楽しみデス.

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