2010年6月19日土曜日

ロイヤルバレエ「リーズの結婚」

2010年6月19日 ロイヤルバレエ公演 リーズの結婚☆☆☆☆ 於 東京文化会館大ホール

リーズ・・・・・・・・・・・・・・マリアネラ・ヌニェス
コラス・・・・・・・・・・・・・・ティアゴ・ソアレス
シモーヌ・・・・・・・・・・・・・アラステア・マリオット
アラン・・・・・・・・・・・・・・ジョナサン・ハウエルズ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・ダニエル・キャップス
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京フィルハーモニー交響楽団

脳みそ使わないバレエです.とても楽しいバレエです.感動できる作品ではありません.でも見終わったときに幸せになる作品です.
ヌニェスのリーズはDVDも出ていますからお馴染みでしょう.とても可愛く演じています.コラスのソアレスは片手リフトも見せたり,楽しませてくれます.シモーヌが良かった.この「オバサン役」は男性によって演じられますが,演技が非常に重要なロールです.木靴の踊りと良い,二幕の糸を紡ぐ場でリーズとのやりとりと良い,とても良い演技でした.アランにもう少し与太郎フレーバーがあれば良かったのですが.
ちなみに幕切れの「アランがリーズの家に忍び込み,傘を見つけて帰る」シーンは,R・シュトラウスの「薔薇の騎士」幕切れの「黒ん坊の子供奴隷がハンカチを見つける」シーンへのオマージュとしてランチベリーが付け加えた音楽だそうです.
この作品は牧阿佐美バレヱ団がレパートリーにしていますので,比較的見る機会が多いのですが,わざわざ本場のロイヤルがやってくれるとありがたいですね.
久しぶりにマダムNとT会長にお会いしました.幕間のお話がとても楽しかったです.

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