2012年6月20日水曜日

台風一過

昨夜,関東では台風が通過し,大雨強風が凄まじかったのですが,案の定,流されちゃった人達が出ましたね.虚構新聞ネタにまでなってます.
実は,この件で絡まれたことがありまして.
数年前「何故田舎の人は,台風の時に田畑を見に行って流されるのだろう?」とつぶやいたら,田舎の人に物凄い勢いで噛みつかれまして.「田畑が心配なのだから当たり前だろう!」って.
でもね,見に行ってどうにかなるのならともかく,どうにもならないのだから「明日雨が上がったら真っ先に見に行こう」というのがリスクを避ける文明人の感覚なのですが?
と言ったら,何故か切れられて「馬鹿にしているのか?不愉快だブロックする!な展開に.
昨夜は,一番風雨が強い時間に「落としたアクセサリーを探しに友人と川へ行く」と馬鹿な風流なことを考えた女子高生が流されましたね.待ち合わせ場所に現れないことを不審に思った友人が保護者に問い合わせたらしいけど.そんな風雨の強い夜中に増水している川へ行くのって,保護者や友人は止めないのでしょうか?「危ないよ,止めようよ」と止めないのでしょうか?「気をつけてね」と送り出したのでしょうか?本人だけじゃなく,土着の風俗そのものがDQNですね.
結局,田舎って娯楽が無いから,「台風」って言う非日常がイベントになっているのでしょうね.
会社の田舎育ちの同僚に聴いたら「台風の時は一家総出で増水した川を見に行きますがなにか?」って当たり前のように言われて「花見と同じ感覚か?」と思ったことがあります.
そういえば,台風の時は地方局のレポーターが,年に一度全国ネットに出られる晴れ舞台です.皆さん一様にはしゃいでいますね.「風で真っ直ぐに立てない状況です,あ,流木が!」みたいな一世一代の臭い芝居を見せてくれます.
ま,「OKです」の後に普通に歩き出してしまったレポーターはキー局でしたが.

では虚構新聞からの引用「台風接近中は危険ですので、田畑や用水路を見に行かないでください」「行くなよ!絶対に行くなよ!」

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