2013年3月10日日曜日

愛,アムール☆☆☆

2013年3月10日 愛,アムール☆☆☆

ん〜〜〜〜,要は老老介護の日常を,嫌になるぐらいの長廻しと,無駄に長いカットで延々と見せつけるだけの映画.婆さんは頑なに病院を拒み,爺さんは慣れない介護をする.娘は口出しだけする.もちろん看護師やヘルパーは入るが,なんでそこまでするのか解らない.おまけにおフランスの福祉がそんなにお粗末とも思えないし.
でもって,最も悲惨な結末.タイトルバックもエンドクレジットも音楽は無し.本編も婆さんがピアノの先生だったから,その絡みで音楽が入るだけ.
巷の評判は良いみたいですけど,理系の合理的発想をするあたくしには「バカじゃないの?」な映画でした.「餅は餅屋」「介護は介護ホーム」でしょう?
ジャン・ルイ・トランティニアン,「Z」や「男と女」の頃から見てるから「年取った」の印象が.
エマニュエル・リヴェがピアノを弾くシーン,手元は映らないけど,きちんとペダルを踏んでいたのはさすがはおフランス映画.
SMAPの中居くんが「砂の器」やったときは,全くペダル踏んでいなくて「おかしくね?」だったから.最も今時のTV関係者に「ピアノはペダルで音を調節する」という知識は無いんでしょうね.

0 件のコメント: