2022年6月10日金曜日

太陽とボレロ☆☆☆

 2022年6月10日 太陽とボレロ☆☆☆

水谷豊はどれほどクラシック事情を知っているのだろう?映画の出来はともかく,ツッコミどころ満載.

  • 西本智実が出てきた段階で「胡散臭さ全開」この人を評価するクラシックの演奏家・批評家は聞いたことがない.この人の名前は中丸三千繪と一緒で,そこはかとなくクラシックを知っている素人さんにしか通用しないのよ.
  • シャンシャン拍手は日本ではほぼ嫌われる
  • 終演後のフライング拍手やブラヴォーは厳禁
  • 選曲が「名曲アルバム」並みにド素人
    「白鳥の湖」もあのシーンで使うなら「黒鳥のPDD」の方が良かった.
  • 軽井沢の大賀ホールは良いけど,横須賀芸術劇場はどちらかというと色物(オペラ・バレエ)用ホールだし.ミューザとかトリフォニーとかのヴィンヤードかシューボックス形式のほうがリヤルだったのでは?
ま,「いかにも」なストーリー展開なのは置いといて,長野県を中心とした映像はとてもきれいです.
この映画に感化されたアホがコンサートに行ってシャンシャン拍手やスタンディングして恥かかなきゃ良いのだけど.
以前クリスチャン・アルミンクが新日本フィルで「7つの封印をした書」を指揮したとき.ラストの「ジャン!」が鳴った後,ほぼ一分間,背中で「まだ拍手するなよ!!」オーラ出してて,誰一人拍手しなかったことがあった.
スタンディングだって,一気に立ち上がるなんてことは無く,長い拍手の後,一人二人と立ち上がって最後に全員て感じだし.
あ,町田啓太,きれいでした. ハァハァ(;´Д`)…ハァハァ
この手の話では群馬交響楽団の「ここに泉あり」が有名ですね.
石丸幹二は,もともと東京音大でサックスを勉強後,芸大で声楽を学んだ筋金入りの音楽家ですから,サックスの演奏も堂に入ってました.

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