2007年5月26日土曜日

海賊☆☆☆☆☆

2007年5月26日Kバレエカンパニー 海賊☆☆☆☆☆ 於 オーチャードホール
メドーラ・・・・・・・・・・・・・康村和恵
コンラッド・・・・・・・・・・・・輪島拓也
アリ・・・・・・・・・・・・・・・アレクサンドル・ブーベル
グルナーラ・・・・・・・・・・・・長田佳世
ランケデム・・・・・・・・・・・・宮尾俊太郎
指揮・・・・・・・・・・・・・・・福田一雄
演奏・・・・・・・・・・・・・・・シアターオーケストラトーキョー
ネタバレ注意
朝,「ぶらり途中下車」を見てたら,通りすがりの人妻から緊急メール「犬HKでマッチョ祭」
教育テレビで「筋肉」の話.マッチョの裸体が「これでもか」と出てきました. ハァハァ(;´Д`)…ハァハァ
続いて人妻から「休日の早朝から何してるんだか」 ハァハァ(;´Д`)…ハァハァしてるんです!
まず,先日はてな?と言った1867年版がベースだそうです.
テディの怪我で色々変更があったので,今日のプリンシパルは康村さん一人です.
で,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どこが1867年版じゃい!
(マリインスキー+ABT)÷2+αじゃないの.
装置,衣装は最高です.でもごく普通の「海賊」です.振り付けもごく普通です.
一幕は奴隷たちの踊りを大幅にカットして(Pas d'Esclaveはあります)コンパクトにまとめ,グロットとパシャの場面をまとめて二幕にしてありました.浜辺で女子が輪になってジュテで跳ねるところもマリインスキーやマールイと同じです.
ところどころ聞き覚えのない曲もありますが,どう考えても「いつもどおりの海賊」です.
逆にグロットのシーンはかなり拡大されてます.明らかにとってつけたようなドリーブの舞曲が入って???なぜかオダリスクのPDTもでてきます.
1867年版には無いはずの有名なPDD(PDT)もなぜかあります.コンラッドのヴァリアシオンもあります.康村さんは踊りもマイムもアスィルムラートワそっくり.
ブーベルが凄いジャンプとピルエットを見せてくれました.
名前は知らないのだけど,飛び上がって,肩から廻って,最後に下半身がブルンと廻るやつが凄かった.
ジャンプも高くてカットビ十分.
他の版の海賊がこの後子供だましの眠り薬になるのに,分かり易くクロロホルムですか?
パシャの場面になってLe Jardin Animéの音楽がはじまるのだけど,ラ・バヤデールの影みたいな衣装のお姉ちゃんたちが踊ったら,ランケデムとメドーラが入ってきて,テディの解釈ではメドーラとグルナーラは姉妹らしくて,そこに海賊が飛び込んできて????
結局Le Jardin Animéは無し.え?1867年版の特徴はLe Jardin Animéじゃないの????
で,最後チャンバラの後,ビルバントがコンラッドを銃で撃とうとして,アリが間に入り・・・・・?アリが死ぬんですか???
なんかヤオイ入ってませんか?つーかこのバレエってそんなマジな話なんですか?
最後の船出はコンラッドとメドーラだけなんですか?あのー1867年版は最後のシーンが難破なんですけど.
それと,1867年版では,普通は船出のシーンに使われるテーマがフルートできれいに流れるんですけど,ないんですか?
本当は五つ星あげたくないけど,装置,衣装,ブーベルの踊りが素晴らしかったので星五つです.コールドもきれいでした.オダリスクが????
カーテンコール長すぎ,さっさと客電つけろ!
テディも最後にちらっと出てきたみたいです.
絶対に1867年版じゃないです.パンフはレディス4のミトゥコスィ通販並のボッタクリ価格,たったの3000円でした.
テディ降板による払い戻しを防ぐためか終演後に握手会があったみたいですが,無視して客電付かないうちに回りの客の足を踏みながら帰りました.
東急本店前,Viron(今日本で一番美味しいパン)でパン買って帰りました.

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