2011年4月23日土曜日

遠近両用コンタクト

あたくしは,ド近眼で,角膜乱視があって,最近は老眼で,とにかくメガネやコンタクトがないと,ほとんど視覚障害者である.
最近は近視用コンタクトと遠近両用メガネ(上半分が素通し,下が老眼鏡)を併用してました.
でもまあ,メガネというのは鬱陶しいもので,かといって老眼鏡がなければ腕時計も説明書も見えない.
で,「遠近両用コンタクト」というものを試してみる事に.某女優が老眼で悩んでいたところ,遠近両用コンタクトにすることで「世界が変わる」ほど驚いた,と言うので.
まず,検眼して,お試し用のレンズを入れる.このレンズは度が合っていないので,検眼の時のメガネを重ねると・・・・・・・み,見える.遠くも近くも見える.何でだ?
驚きです.本当に見えるんです.
で,一週間ほどして(遠近両用はほとんどの場合取り寄せになります)レンズを受け取りました.
しかし,遠近両用は,レンズが目に合うかどうかが非常に微妙なようで,「目に合わないようならいつでも来てください.三ヶ月以内なら何度交換しても無料です」とのこと.
結局なんだかんだで遠くの視力が出にくかったので,二度ほど交換して貰い,三度目のレンズはとても目に合って,遠くから近くまで実によく見えます.
ま,でも,メガネや単焦点のコンタクトほど矯正力は強くないと思いますので,検眼の時に気をつけてください.
  • 使用目的は?
  • 遠近どちらに重点を置くのか?
あたくしは,「腕時計の数字が見える程度の近距離と,舞台がよく見えるよう遠距離を」合わせたので,針穴に糸を通すような事は出来ませんが,そのような場合に備えて,カニ目の老眼鏡を用意しました.
度数が合っているかどうかの確認は,夜の信号や照明,電車の釣り広告で確認すると良いです.目に合わないと,フォーカスが合わないというより,ゴーストが強く出ます.
近くを見るときは顎を上げるようにして「上から目線」にするとよく見えます.慣れれば意識しなくても,自然にとそういう風に見るようになります.
お試しあれ.

追記:あたくしが使っているのはハードレンズです.

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