2012年5月19日土曜日

アルミンク鑑賞会嘆きの歌☆☆☆☆☆

2012年5月19日 アルミンク鑑賞会新日本フィル演奏会 嘆きの歌☆☆☆☆☆

Sop・・・・・・・・・天羽明恵
Alt・・・・・・・・・・アネリー・ペーボ
T・・・・・・・・・・・望月哲也
Br・・・・・・・・・・István Kovács
合唱・・・・・・・・・栗友会合唱団
東京少年少女合唱隊
指揮・・・・・・・・・クリスティアン・アルミンク
演奏・・・・・・・・・新日本フィルハーモニー交響楽団

今日の演奏会は「肉親に殺された人間の骨を使って作った道具が,殺人事件を暴露する」もの.ドヴォルザークの「金の紡ぎ車」と,マーラーの「嘆きの歌」
「金の紡ぎ車」は,ドヴォルザークらしい美しい旋律がちりばめられた名作です.
さて,昨日が命日だったマーラーの「嘆きの歌」,諸般の理由で,第一部が削除された形での上演が普通でしたが,97年に初稿版が出版され,それ以降初稿版が普通になっています.
さて,実は「声楽入りマーラーの曲ヲタ」であるあたくしも,この曲を聴くのは初めてです.
大編成のオーケストラに,20人ほどのバンダ,独唱4人と合唱,ソリ.20才のマーラーが,すでに大器の片鱗を見せている曲です.旋律,オーケストレーション,典型的なマーラー節.終曲は殺された弟の骨で作られたフルートが兄を告発します.このパートはボーイソプラノとボーイアルトで歌われますが,最初に出てきたボーイソプラノ,身長も160cmはあろうかというほど高く,顔つきも明らかに第二次性徴が始まっている感じ.なのに,ファルセットではない,変声期前の本物の超高音を出してました.あの声もあと数ヶ月で失われてしまうのでしょう.美しい声とお顔でした. ハァハァ(;´Д`)…ハァハァ.ま,あたくしはショタ趣味はないですが.
それにしてもここのホール,本当に響きがきれいね.
CDを探したら,国内盤は全くないようですね.英国Amazonにシャイーの録音があったので注文しました.

1 件のコメント:

どぅ。 さんのコメント...

嘆きの歌。
MTT盤とナガノ盤を持ってます。
ちまちまと。自分で邦訳を作り。

騎士階級であるミンネゼンガーと違い。
Spielmann はずっと身分が低い。

などなど。よい勉強になりました。
おーらいでべー。