2008年2月3日日曜日

歓喜の歌☆☆☆☆

2008年2月3日歓喜の歌☆☆☆☆

天気が良ければお散歩にでも行こうと思ったのだけど,それじゃなきゃ,寄席で手ぬぐい播きがあるから生きたかったのだけど,雪が降っていたので,シネコンで映画を見ることに.
安田成美主演なのは制作がシネカノンだから?リリーフランキーがカメオで出ているのはもしかして,おとんが??で,北朝鮮に送金するのは本意ではないので,溜まったポイントで無料鑑賞でした.
ステレオタイプに見られがちな人間をステレオタイプに演じると,面白いのが落語,苛つくのが実写なのかしら.あたくしは,ダメ人間を見ていると苛つくタイプなので.
小林薫演じる「主任」は典型的なお役人で,「上に弱く下に強い」「遅れず休まず働かず」「責任取りたくない他力本願」でイライラさせられます.突然張り切り初めても「な訳ゃねえ!」です.
それを割り引いても,由紀さおり,藤田弓子,浅田美代子をはじめ,市井の人間を演じる女優さんたちが皆素晴らしい生活感をにじませています.家事にパートに忙しい日々を送りながらも「コーラスだけは続けたい」気持ちが伝わります.だからこそダブルブッキングに怒り心頭なんです.
安田祥子,立川志の輔,立川談志他カメオもたくさん仕込まれています.
ロシア人ホステスを演じたアンナ・カネキ,余りにも日本語や箸の使い方が上手いと思ったら,日本育ちなのね.

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