2012年3月3日土曜日

人生はビギナーズ☆☆☆☆☆

2012年3月3日 人生はビギナーズ☆☆☆☆☆

これって本当にアメリカ映画なの?確かに主演はスコットランド人とフランス人だけど.静かな演技,音楽,まるでフランス映画のような作品.
75才の父親が突然「自分はゲイである」と告白するところばかりが注目されているけど,そういう映画ではありません.75才にして初めて生き生きと人生を送ることを覚えたお父さんと,そのお父さんを見ながらもなんとなくうじうじした息子オリヴァー,そして自由奔放なオリヴァーの恋人.みんな色々なことに対してビギナーなんです.
父親はフケ専の恋人を見つけイチャイチャする.オリヴァーはゲイに対して偏見はないけど,そのあからさまな様子に戸惑うやら羨ましいやら.末期癌が見つかっても,毎日のようにパーティやらゲイ・プライドの応援やら,人生を楽しむお父さん.
さて,その父親を亡くして思い切り落ち込むオリヴァー.恋人に対して,無くなった父親の恋人に対しての接し方を少しずつ覚えていきます.
犬のアーサーが凄くいい演技をします.
ま,幸い,機能不全家庭で育ったあたくしにとっっては,そんな思い入れのある家族はいないから,所詮絵空事なんですけど.

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